<< May 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

[ - ]

一定期間更新がないため広告を表示しています

2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「未成年。」著者:かわい有美子 イラスト:金ひかる

かわい 有美子
幻冬舎コミックス
¥ 600
(2009-08-19)

JUGEMテーマ:読書


【あらすじ】
智宏は、高校で伊集院・浅井・東郷という友人を得る。季節は移り、四人の感情と関係は次第に変化し…!? 待望の文庫化!!

今回も新書の文庫化作品です。
文庫化を知る前に電子書籍の方で読もうかと思っていたのですが、見送って良かった。
ただ、電子書籍の方は「商業誌未発表の掌編」も収録とあるのだよなあ〜。
今回収録された短編とは別作品?
別作品だとしても、私が持っている同人誌掲載の作品ならいいのだけど、違うのなら電子書籍版も読まないとな〜。
どうなんだろう?


拍手する

私はあまりドラマというかテレビを見ないひとなんだが、この作品を読んでいて2つのテレビドラマが浮かんだ。
一つは「未成年」
単にタイトルが同じってことから。といっても、ドラマは全然見てないのですけどね。調べてみたら1995年の作品らしい。
で、もうひとつが「白線流し」
作品中に主人公の水瀬が東郷に『宙の名前』という本を贈ったシーンからです。
「白線流し」でもこの本が出てきたのですよ。
こちらのドラマはもうテレビの前で食い入るように見てました。
なんせ、我が愛しの天使ちゃん長○智也のドラマですから♪
こちらは1996年の1月から3月の放映です。
で、今回の作品である『未成年。』のノベルズ版は1996年12月に発売されたそうです。
多少は、この2つのドラマの影響を受けているのかなあ?受けてない方が不思議だと思うけど…。

まあ、そんなことよりも内容。
読んで思ったことは

えっ!?アンタ、こっちが好きなの…????

っていうものだったり。
いや、出会いからいって、てっきり伊集院とくっつくのだろうと思いながら読んでいたからね…。しかし、読みながら、あれ?あれ?と違和感を感じていき、そして水瀬の気持ちは〜。
それもあるっちゃあ、あるとは思いつつも、

あら、まあ〜!?

っていう感想が本当であります。

といっても、はっきりと東郷とくっついたわけではないけれど…。でも、書き下ろしの東郷視点の話を読むと90%確定って感じ?
というか、手を出した時点で85%は確定されたような気がする。
しかしながら、伊集院には踏んばるというか抗うというか、無理だとは思うけれど2人の邪魔をしていただきたいような気がします。それくらいの意地悪をやっても構わないよね!!って感じですよ。
微妙な三角関係のようで、実は勝敗は決まっているのですけどね…。それでも、頑張れよ。伊集院…っていうのが私の気持ち。

しかし、なんていうか水瀬はいわゆる「猛禽ちゃん」だよな〜と思ったり。
まさか、こんな無自覚でフェロモンを出しまくっているとは、冒頭のシーンからは予想もしなかった。
駅で声をかけてきた近隣の女子高の生徒に対する冷たい態度を見る限り、とてもこんな人懐っこい子犬ちゃんだと予想できるか?
ちょうど、いらだちを感じていたときだったから八つ当たり的な態度だったのかもしれないけどさあ。
でも、読んでいて違和感を感じたかな?
冒頭以外は子犬ちゃんなんだけどね。
家庭環境などにより、同級生よりも大人というか斜に構えていた3人組の心を癒すほどの子犬ちゃん。
それぞれの懐にするっと入ってくる不思議な子であります。
東郷、伊集院、浅井の3人が抱えていた心の隙間を無邪気な水瀬の行動が埋めたのだろうな。
まあ、彼女持ちの浅井以外の2人がこの子犬ちゃんに心惹かれるのはわかるのだが、水瀬がなぜ伊集院でなく東郷に惹かれたのかはイマイチわかりにくいというか。
派手なタイプよりも地味なタイプが好みだったってことかしら?
好みだといわれたら、それまでだよな。

まあ、3人の微妙な感じを読んでいて気分は傍観者の浅井だったな。
中立立場で3人を見守っていた浅井は、この物語の良心でした。
彼まで水瀬の無邪気な子犬フェロモンに対して色恋方面で惑わされなくてよかったな。
もし、そんなことになったら、この作品は台無しになっていたかと思う。
この作品は傍観者という読者と同じ立ち位置の人間がいたことが良かったのではないかな。

だけど、はっきりと決着がつかなかったので、続編が読みたいにような、読みたくないような…。
あとがきによると大学生や社会人にまで延長戦なんですか?
せめて卒業式までに決着つけろよ…。
っていうか、水瀬の心は決まっているのだから、本当に90%確定だと思うのですが、そうじゃないのですかね?
なんか、余計に気になります。

ところで、ご自身のブログで述べられていましたが、あとがきの日付けが2009年でなく2008年に間違っていました。
まあ、こういう誤植はよくあることだとは思います。
だけど、作家さんはともかく編集さんが気付けよ…とか思ったり。
気のせいかもしれないけれど、BLってそれ以外の小説とかよりも誤植が多いと思う。編集さんは人手不足なんですかね?
2009.08.20 Thursday 22:48 | comments(0) | trackbacks(0) | 
<< 「ロマンスの予感」著者:遠野春日 イラスト:高久尚子 | main | 夏バテ1週間とマグロ >>

スポンサーサイト

[ - ]
2017.12.10 Sunday 22:48 | - | - |