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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「執務室の秘密」著者:うえだ真由 イラスト:高宮東

うえだ 真由
大洋図書
¥ 903
(2009-10-29)

JUGEMテーマ:読書

【あらすじ】
東京地検の検事・歩己は、同期の毅と密かに交際中。しかし真面目な毅は、本当につき合うのは自分が弁護士に転職してからだといって、キスまでしかしようとはしなかった。その言葉を信じていた歩己だったが、年上の卸森検事と食事に行った日に、酔って無防備になったところを襲われてしまう。最初は拒んでいた歩己だったが、卸森の手管には敵わず…。その後も写真で脅し、関係を迫る卸森。毅への裏切りだと思いながらも抱かれてしまう歩己の胸中は…?

ひさしぶりのうえださんの作品の感想。
いや、感想を書いていないだけで、新刊はたいてい読んでいるのですけどね。
感想の書きやすい作家さんと書きにくい作家さんがいるんだよね〜。



web拍手

さて、その作品自体は好きなんだけど、感想が書きにくい作家さんであるうえださん。
一言感想なら書けるのだけど、長々感想が書きにくい。
結構、胸キュンな作品が多いのですけど、なんていうかキャラクターにのめり込みにくい…。
そう思うのって私だけ?
なんかね、うえだ作品の登場人物って受けも攻めも狡いところがあると思うの。
今回の作品なんて、本当にそう。
なんせ、略奪愛ですからね。
また、こういう略奪愛ものって普通だったら、略奪しても仕方ないよねって思わせる理由がちゃんとあったりするじゃないですか。
不誠実な恋人をもつ受けの目の前に現れた誠実な男。
ああ、こんなどうしようもない男なんて捨ててしまって、この男のことを選べよ!!って読者を思わせる理由があったりするわけですよ。
ところがこの作品は確かに恋人ではない男を選んでしまう理由はわからないでもないけれど、決定打ではないのだよね〜。
恋人は恋人なりに受けのことを大切に思っていたわけです。2人の間にその想いの温度差があったとしてもね。
ただ、恋人は誠実ではあったけど、狡い面もあったということ。
そして、そんな2人の心の隙間にまんまと漬け込んだ攻めも十分というか随分狡い!!
で、恋人の態度に納得した態度をとりながら、本当は不満だったためか流された受けも狡い。
そんな狡い人たちの話でした。
でも、狡い狡いと思うけれど、それは人間誰しもありそうなものだったりするわけで。
ある意味リアリティがあるのかもしれない。
ただ、そういう痛さ的なものがあるので、感想が書きにくいような気がする。
そういう狡い部分を持っていながらもキャラに可愛らしさがあったらとても萌えたりするんだよね。
『ロマンスの黙秘権』とか『ブラコン処方箋』なんか、そういう狡さも持っているけれど、恋する男の弱さなんかもさらけ出していたから、そのギャップ差に乙女たちはキュンキュンしたんだよなあ〜。
ちょっと、潔癖すぎる受けの視点だったから、キャラに入れ込むのは弱かったかもしれないな。

しかし、うえださんは弁護士とか検察官とか司法ものが好きなのか?
そういえば、ここ最近そういう職業の主人公の作品を立て続けに読んだな。
池戸さんのキャラは感想書き損なったけど。そして、もう1冊はBLではないけどね。
2009.11.17 Tuesday 22:28 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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2017.12.10 Sunday 22:28 | - | - |