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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「芸術家の初恋」著者:遠野春日 イラスト:穂波ゆきね

JUGEMテーマ:読書


所轄署の異動で、警察寮から実家に戻ってきた刑事の築山(つきやま)。
隣人の日本画家・志紀(しき)と再会した途端、「君の裸を描かせてくれない?」と頼まれ、モデルをすることに!! 絵以外に興味がなく、浮世離れした美貌の志紀は、実は十年越しの片想いの相手。
忙しい捜査の合間に通うけれど、鈍い志紀は彼を弟としか見てくれない。そんなある日、所轄で婦女暴行事件が発生!! 捜査線上で志紀の名前が浮かび…!? 

過去に何回も書いているが、正直いって、遠野さんは己にとって微妙な位置にいる作家さんです。
ある一定の基準は達しているとは思うが、己の考えたのと微妙にズレた作品を書かれるというか〜。
まあ、イラスト買いです。美しい年上と純朴そうなワンコに惹かれた。
あと、受けが日本画家ということが気になった。和のテイストには弱いのだよ。


web拍手

受けの性格故か独特なテンポで進んでおりました。
受け、攻めそれぞれの視点が交互に書かれるというものなのですが、なんか受けの年上日本画家は天然ということでテンポが独特、年下ワンコも純朴というかヘタレというか。
こいつら事件が起こらなかったら、すれ違ったままで終わっていたよなあ。
これも一種の雨降って地固まるなのだろうか。
全体的に淡々とした話です。
恋愛方面は受けが鈍感だし、攻めはヘタレなんで、最後の最後でって感じ。
しかし、この受けさん。
ことが始まったら積極的といいますか…。
えっ、どうも今まで誰ともそういうことしたことないのでしょ?
好きな絵だけを描いて暮らして、正直いって仙人のような暮らししていたのでしょ?
どこでそういうことを。
そりゃあ、40歳手前でいまさらカマトトぶる気はないのでしょうが…。
こう葛藤とかないの?
結局、このひとって性に対して淡白っていうより人間関係に淡白だったってこと?
で、唯一の例外がお隣に住む攻めだったということか?
10歳も年下だし鈍感だから、特別な存在ということに今の今まで気が付かず、気が付いたら積極的というか本能にしたがうってこと?
魔性だわ…(笑)
攻めもなあ、純情だったよなあ。魔性の受けの正直な台詞に赤くなったりとさあ。
もう、尻にしかれるの決定だな。
幸せそうだからいいか。

しかし、少々引っかかったことが…。
えっと、受けはとある事件に巻き込まれて拉致監禁されるわけ。で、媚薬を盛られて、あともう少しで輪姦されそうになります。まあそれは逃げてことなきを得るのですが、その後、助けにやってきた攻め。
お互いの想いも伝えあい、めでたしめでたし。
でさあ、ここはお約束で、媚薬を盛られたために疼く身体を攻めが〜っていう展開が待っているというのがパターンだと思うのですが、ないんですよ!!
えっ!?ちょっと、ここはお約束だろ?
そう思うの私だけ?
そんなことないよね。読書メーターの感想にそのこと書いたら、ナイスをいくつかいただいたぞ!!
そりゃあ、攻めの同僚たちもやってきたからそういう展開は実際は無理なんでしょうが、それはBL界における都合のいい展開でやればいいだけじゃない?
とか云って、そういう展開したら、無茶苦茶な展開とか云ってるようなきもするけどさあ〜(笑)
この前の遠野作品で受けの女装姿に惚れたくせに、男だと知ってもだまされたと思わない攻めでも思ったけど、遠野さんってお約束だと思う展開を外すというか、私が予想した展開の斜め45度くらいの方向に進んでいくような気がしますわ。それがいいと思う人もいるのでしょうが、私は唖然とすることが多いかな。
あと、2人がイタすシーンで、どこからローションと避妊具が出てきたんだ?と思ったり。
いや、だって、そんなことをしたこともない受けの家に当然のようにあるのは不思議では?
別に攻めが買ってきたようでもないしさあ〜。
変なことが気になって、すみません…。
2009.11.30 Monday 00:09 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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2017.12.10 Sunday 00:09 | - | - |