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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「イノセント―夜に棲む鳥」著者:久能千明 イラスト:蓮川愛

JUGEMテーマ:読書

【あらすじ】
叔父のバーを手伝う大学生の昂は、黒づくめで不思議な存在感を持つ青年に興味を惹かれ、「眠りたい」と言う青年に誘われるがまま一夜を過ごしてしまう。翌日、教授からの課題で山奥の天文台に行った昂は、そこで観測を仕切る、アウルと呼ばれる院生に出会い、それが昨夜出会った青年・佑紀だということにも気づく。しかし全てに無関心な様子のアウルは、昂には目もくれず――。

本当に2ヶ月連続新刊が出た…。
延期とか覚悟していたのだが…。
久能センセイ、疑ってゴメンナサイ…。


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言い訳になるけれど、疑ったのはそれなりの過去が…。
『タイトロープダンサー』は同人誌の方にもうすぐ出ますと何回も宣言されておいて、その同人誌の宣言から1年半は待たされていたし、過去はどうかしらないが、私がブログ初めてから発売された新刊ってこれで5冊目だよ…。(『陸王 リインカーネーション』は過去の作品だが、丸々書き直したらしいから、新刊に入れてもいいかしら?それだったら6冊目だけど…)
まあ、ともかく寡作作家さんなんだよ。
あとがきでご本人も認めている。
そんな作家さんが、年に1冊でるかどうかの作家さんが、いきなり2ヶ月連続。しかも、その2冊上下巻とかそんなのではなく、まったく別の作品…。
本当かしら?って疑ってしまうよ…。
とにかく、疑ってスミマセン…。
この調子で次の作品をお願いします!!
特に『青の軌跡』の番外編!!

で、今回の作品。
久能&蓮川コンビで出すのなら、もっと待っている作品があるような気がするけれど、出版社が違うから仕方ない。
で、ダリアからだから『月の砂漠殺人事件』のシリーズと関連しているのかなあ〜と思ったけど、そうでもなかった。
単発の作品だったからかなあ…。
なんとなく、キャラの印象が弱い…。
あとがきに弱々しいと書かれていたが、確かにそう。
弱々しそうで、実は芯が強いということでなく、ポッキリと折れちゃうタイプ。
生い立ちが、複雑だから仕方ないのかなあ〜と思いながらも、愛されていないわけではない。
っていうか、実の父親からは愛は知らないかもしれないけれど、母親からは十分愛されていただろうし、叔父や叔母、従兄弟からだって十分愛されている。
それなのに、勝手に殻に閉じこもってしまったような…。
叔父は叔父で父親にはなれなかったかもしれないけれど、父親代わりにはなっていたのだからさあ…。
コミュニケーション不全故の人見知りだよな。
で、家族親戚だけでなく、その容貌や頭脳のために周りの人間も遠巻きでみるだけ。
殻にかぶった上辺だけの受けに接するだけ。
そこへ突然現れた攻め。
先入観なく、出会ったのが良かったのか。
殻の内側にある弱々しい姿が気になって、ほっとけなかったのが良かったのか…。
力技で己の世界に閉じこまった受けを引っ張りだしていくのだろう。
めでたし、めでたし。

面白くなかったわけではないけれど、なんとなく久能さんに求めていた作品とは違ったな…。
個人的には受けの従弟の桂が気になる…。
ずっと、心を開いてくれない従兄に彼は彼なりに傷ついていたのだよなあ〜。
ただ、彼は彼で甘やかされていたから、自分に構ってくれない人間への接し方がわかっていなかったというか…。
不器用な一族なのか?
2011.03.20 Sunday 12:16 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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