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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「殉愛のしずく」著者:名倉和希 イラスト:御園えりい

JUGEMテーマ:読書

【あらすじ】
本渕商事に勤務する北原朝日は念願が叶って、社長・本渕清一郎の秘書に抜擢され、彼の役に立ちたいと日々努力していた。若いが経済界が注目する辣腕経営者の清一郎は、容姿にも恵まれ恋の相手は常に複数いる。出張先の一夜、真面目で堅物の朝日を気まぐれで抱いた清一郎だったが、初心で健気な朝日に次第にのめり込んでいく。だが、朝日には清一郎には明かせない秘密が……!?

最近、名倉さんの文庫や単行本の発売が増えたような気がする。
キャリアは長い作家さんだけどね。


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ある意味、よくある設定。
傲慢な攻めがひょんな拍子に初心な受けに手を出して、最初は暇つぶしというか遊びのつもりだったのだけど、いつの間にやら〜。
失ってからどんなに相手のことが好きだったかわかり、慌てる…。

その慌てぶりを読んで、攻めの傲慢ぶりに憤懣を抱いていた読者は「けけけっ、さまあみろ」とか思って、溜飲がさがるというか〜。
だから、コノ手の作品って展開は読めるのだけど、もうそのテンプレぶりがいいのかもしれない。

しかし、攻めの清一郎がが社長のわりには有能に見えない…。
創業者一族の出身だから、実力だけで社長になったわけではないのだろうけど、実力もそれなりにあったのだろう?
なんか、下半身方面のお盛んぶりばかりが印象に残ったのですが…。
きっと、行間では仕事をしているのだろう…。
そして、優秀なんだろう。
多分…。
だけど、それこそ遅れてきた初恋に振り回されて頭の中もお花畑になっていて、優秀さがさらに遥か遠くに云ってしまっているような気が…。

そして、さらに受けの朝日が泣き虫過ぎて…。
これで社長秘書なんかできるのか?
第一、入社4年目で社長の秘書なんかになれるのか?
社長が若いから、秘書も若手にあえてしたのか?
専務あたりの役職で良かったのでは?
社長でも専務でも話的には変わらなかったと思う。

この作品で一番素敵だったのは、やはり秘書室長の石川さんだろう。
45歳、おっとりとした印象の容姿なのに、切れ者らしい。
きっと、腹黒Sなんだろうと勝手に思っている。
今後も社長×秘書のバカップルに振り回されるのだろうか…。
朝けだるい様子の朝日をみて、社長にぼそっと釘を刺したりするのだろう…。
彼の気苦労を考えると気の毒である。

そして、大事な息子2人の関係に複雑な心境の尾関さんも…。
元妻と寄りでも戻して幸せになったらいいと思う。

名倉さんはちょっとコメディタッチの話の方が好きかもしれないなあ〜。
今回みたいに切ないのも悪くはないのだけどね。
2011.04.16 Saturday 23:40 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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