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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「恋愛以上」著者:椎崎夕 イラスト:雨澄ノカ

JUGEMテーマ:読書

【あらすじ】
「本当のことを教えてほしい。十年前、何があった?」
かつての親友、遠山からそう訊かれたとき、河埜隆は言葉を失った。高校の卒業式の翌日、河埜が遠山の前から姿を消したのは、眠っている遠山に思わずキスしてしまったのを、気づかれたと思ったからだった。意図しない再会の後、もう一度友人としてつきあうようになったふたりだが、河埜は終わっていたはずの気持ちが育ち始めるのを自覚し、このままでは友人というポジションさえ失うのではないかと再び遠山を避けるようになり……

椎崎さんの新刊。
相変わらず、受けがグルグルグルグル〜。


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再会もの。
友人に友情以上の想いを抱き、嫌われまいと姿を消したものの…。

このパターンというのは、結構あるというか〜。
再会ものの何割かはこのパターンが占めているのではないかな?
ただ、受けが姿を消すほうでこのパターンっていうのは少ないかも。
いや、もちろんあるのだけど、突然、何も云わずにいなくなるというのは攻めキャラの方が多いような気がするというか〜。
別に統計とったわけでないから、違うかもしれない。
大体、全てのBLを読んでいるわけでないから、私がそのパターンをあまり読んでいないということもあり得る。
ただ、私のなかでは親友だったのに、何も云わずに突然いなくなったというのは攻めの方が多くて、大抵、「これ以上いるとお前を〜」と、受けを襲ってしまいそうな衝動故に離れたと、あとで告白するというか…。
で、受けが逃亡する話だと、以前にも攻めと関係があったりすることが多いかな。
不毛な関係が嫌になり、それを終わりにしたくて逃亡っていうのが多いような気がする。
それか、やっぱり女のほうを選ばれて、一瞬でも期待したこと故に絶望が大きくて、もうこれ以上一緒にいるのは辛すぎると、関係を絶つのが多いかなあ?
だから、今回のように、別に身体の関係はなかったのに何も云わずにいなくなるというのが受け側というのは珍しいなあ〜という印象。

また、ぐるぐるした性格というか。
椎崎さんの作品の受けがぐるぐるしているのは珍しくはないのですが、そういう受けはもっと大人しいか、どこか愛を信じていないトラウマ持ちのビッチというのが多いような印象。
今回の受けは、少なくとも高校時代は陽性というか…。カラッとした性格だったような。
それが再会して、さらに身体の関係を持ったら、ぐるぐるぐるぐる〜。
高校時代は同性を恋愛対象にする嗜好だということを自覚していなかったからなのだろうか…。
自覚して、マイノリティの嗜好に悩んだ末、ペシミズムになったのか…。
負い目もあるだろうしね。
また、2人の問題だけで済まず、周りの人間が2人の関係を知って騒ぐ弟、2人の関係を知らないけれど、いろいろと云ってきた後見人の妻とか…。
そういう複雑な関係がさらに複雑になり、また理想としていたカップルの破局を知ったりと…。
これでぐるぐるしなければ、そうとう神経太いよなあ〜とは思うが、あまりにもぐるぐるしているので、読んでいて、少々苛ついたのは事実。
だって、ココまで来ると、攻めが気の毒になってきたからね。
ちょっと、詰め込み過ぎかな?
特に、後見人の妻はねえ…。
娘を袖にされたとはいえ、年も離れているし、ましてや娘はまだ20歳くらいだろ?
娘が駄々こねているわけでもないのに、そこまで怒り狂うかしら〜なんて思わないでもなかったかな…。

でも、心情が丁寧に書かれていたし、面白いことは面白かった。だけど、もうちょっとシンプルでも良かったのでは?と思ったり…。
あと、ショートで攻め視点の話も読みたかったかな?
ちょっと、攻めが何を考えているか解りずらかったかも。
そういう攻めだから、受けがさらにぐるぐるしたのかも。
2012.06.09 Saturday 19:38 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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