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こんな本よみました…ホモ本率9割の読書記録
苦手な方は御注意!! ネタばれ要注意。 |
「左隣にいるひと」著者:可南さらさ イラスト:木下けい子
[ BL小説 可南さらさ ]
JUGEMテーマ:読書 【あらすじ】 夏休みに帰省した江沢(えざわ)を出迎えたのは、五年前にケンカ別れした親友だった。 高校時代、振り返るとそこにいて優しく笑っていた生方(うぶかた)。 誰に告白されても「ごめんね」と困ったように微笑んで、最後は必ず江沢の左隣に戻ってくる――そんな関係に戻れるかと思ったのに、昔のままの笑顔で「あの頃も今も江沢が好きだよ」と告白されて!? 左隣の特等席は永遠に君のもの――友情が恋へ育つ軌跡♥ コチラも昨日取り上げた作品同様、行きつけ本屋で売り切れていた作品。 いや、別な本屋にはあるのよ…。 でも、未だに行きつけ本屋では再入荷していません…。 他でも売り切れているのか? 表題作は雑誌掲載時に読んでいました。 そして、正直な話、可南さんの作品だということで大変気になっていたわりには普通だったなあ〜とか思った印象。 今回、改めて読んで、なおかつ後日談の書き下ろし中編を読んだのだが、やっぱり可南さんの作品の割にはキュン度が低めだと思った。 まあ、これは個人差があるとは思うが…。 再会愛ラブというのは可南さんの作品では珍しくないかも…。 過去にとりあげた作品でもそういうこと語っている。 ただね、今まで読んだ作品は結構キュンときたんだよね〜。 だけど、今回はなんとなくそこらへんが燃焼しきれなかったというか…。 初め、この作品って受け攻め反対なのかなあ〜とか思っていた。 いや、最終的ポジションでも納得はできるのだけど…。 正直、どちらでも良かったというか、どちらも「受け」だったというか…。 そういうところや、「攻め」キャラのほうが乙女だったのが駄目だったのかなあ〜とかも思ったが、木下さんの挿絵見て、あれっ?こっちのほうが身長高いんだ…と途中で思ったり。 チビッコ攻めだっているとは思うけれど、そういうこともあって、最初の予想と逆でもべつに「ああ、こっちだったんですか〜」と思っただけで…。 それなのに、それなのに、キュン度がなぜイマイチなのか…。 って、受け攻めのポジションよりもどちらの視点による作品かというのが大きかったのだよね。 今までの可南さんの再会ラブものは、ずっと相手を想い続けていた方の視点だったのだよね…。 まあ、ずっと一途だったかどうかとか、実は相手も想っていたんだよ〜とかいう最終的結末は置いといて、切ない想いを長年悶々としていた方の視点だから、再会してとまどったり、なんか上手くいって戸惑ったりというのが良くわかり、その視点に読者はシンクロし、ドキドキしたり悶えてみたり、キュンときたりってわけなんだよね。 書き下ろしの方がその長年想っていた方の視点だったけど、もうそのころは両想い。 主人公が勘違いしようと、読者はキュンよりも安心感の方が強いといいますか〜。 今まで、友人と想っていた相手に告白されて戸惑う主人公というのも萌えの対象なのかもしれないけれど、結構これって悩むまでもないということが多くてさあ〜。少なくとも今回の主人公はそうだったから、キュン度を私はあまり感じなかったです。 まあ、面白くないわけではないけれど、可南作品にはもっとキュンキュンするものを求めている人間としては物足りなかったかな…? Comment
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