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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「憂鬱な朝」4巻 著者:日高ショーコ

JUGEMテーマ:読書

【あらすじ】
桂木(かつらぎ)は先々代の庶子だった…!!
事実の発覚を機に、暁人(あきひと)を外から支えようと、久世(くぜ)家を出て石崎(いしざき)家に入った桂木。
ところがある日、暁人の不穏な噂を聞きつけ、急遽別宅を訪ねてしまう。「もう会ってくれないと思っていた」
はかなく笑う暁人は、爵位を桂木に譲るため縁談を破棄、森山(もりやま)侯を脅迫した、と衝撃の告白をして──!? 

3巻が出た時は、次で完結かなあ〜と思っていたのだが、完結していません。
起承転結の「転」にあたる巻でした。
まあ、次で完結かなあ〜。
いろいろと終着点は見えてきたから。
問題はどうやって、そこに着くかということだが…。


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1巻まるまる、二人は離ればなれの巻でした。
まあ、会いはするのだけどね…。
それでも、あ〜えない時間が愛育てるのさ〜♪の「よろしく哀愁」展開というところだろうか?
特に桂木にとっては暁人と離れるというのは重要だったような気がする。
今まで、理不尽な恨みを暁人に抱いていたわけだから…。
はっきりいって逆恨みというか…。

まあ、桂木の気持ちはわからないでもないけどさあ…。
でも、その時代、妾腹で三男って立場的にはどうなのか?ってところではあるよなあ。
江戸時代とかでも旗本三男坊になるとお家は継げないから、どこかの養子になるしかないというように、この物語の時代だって、そうだと思う。
分家筋だったら、本家の跡取りが甥でも、主君として奉らないといけないというか…。
だから、ちゃんと久世家の子どもだと認められていたとしても、直系である暁人の方が立場が上にはなるのだと思う。
ただ、桂木の場合はその立場もちゃんと与えてもらえなかったから。
桂木の家でも居場所がなく、久世の家でも居場所がなかったわけで…。
なまじ、久世のほうで期待した分、落胆が大きかったのだと思う…。
久世家というよりも居場所が欲しかっただけなのかな?
一体、自分が何者なのかという…。
認めてもらえなくても自分は所詮分家筋だし〜などと納得ができなかったのは、そのころの桂木の未熟さというか…。
暁人から見たら、大人に思えた桂木もそのころは未熟だったのだよなあ〜。
桂木自身も己の歪みはわかっていたのだろうけど、己のプライドを保つために、そういう感情を隠し持っていたのだろう。
しかし、成長する暁人を見続けることで、その歪みを自覚することになって…。
そして、久世の家を出ることによって、客観的に暁人を…と云いたいところだが、なんか、全然冷静でなかったなあ…。
なまじ、久世家を離れたことにより、先代の呪縛から解かれたというか…。だから、余計に暁人に対しての想いが強くなったというか。
ただ、お互いがお互いしか見ていないために、見事にスレ違っているというか。
この巻で一番とばっちりを受けたのは、どう考えても石崎…。
痴話げんかに巻き込まれたというか…。
久世には「暁人様の親友だから仕えてやってんだぞ」と、どう考えても上から目線で宣言されるして、おせっかいやいたら、殴られるし…。
とりあえず、小ふささんに慰めてもらいなさい…。
2012.07.29 Sunday 22:23 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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