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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「お友だちからお願いします」著者:三浦しをん

JUGEMテーマ:読書

【あらすじ】
だいたいこんな毎日ですが、こんな私でよかったら──。
どこを切ってもミウラシヲンが迸る!本屋大賞に輝く人気作家の極上エッセイ集

三浦しをんさんから「お友達からお願いします」といわれたら、「こちらこそ、よろしくお願いします」と返事するべきなんだろう。
もし、本当にそういうことがあったら、そう答えるよ…。
でもさあ、この本を読んだら「もっと、自分を隠さないで!本当の自分を見せて!!!!!」といいたくなるような〜。


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読書メーター見たら評判いいですね…。
いや、確かに面白かったですよ。
笑えましたよ…。
でも、しをんさんのエッセイにしたら…と思わずにはいられないというか〜。

実のところ、三浦しをんさんは小説よりもエッセイの方が好きでした…。
いや、この作品を読んだら、「好きでした」という過去形の方がいいのかもしれない…。

約一月遅れで本屋で知ったこの作品。
しをんさんのブログは全然更新しないし、しをんさんの代わりに近況報告をする役目の編集者も全然更新しない。
おかげで、この本が出ていることを知らなかった。
しかも、ひと月も経っていないのに2版になっていた。
初版スキーな自分としては、確認しなかったのが悪いのだけど、その事実だけでショック。

でも、もしかしたら、この先ずっと、しをんさんのエッセイ本は出ないのかもしれないと思っていた自分としたら、出たことだけで満足だと思っていた。

しかし、一体、「いつ」、「どこで」エッセイ書いていたんだ?と思った。
初出一覧を見たら、雑誌や新聞に寄稿していたエッセイを集めたものなんですね。
正直、読む前にその初出一覧を見たときに、複雑な気分になった。
だって、オシャレだったり、堅かったりする雑誌や新聞社のエッセイなんだもの〜。
個人的には「日経」とかのほうがそこらへん弾けていたりするんだよね〜。
もう13年は昔の話なんだけど、「日本経済新聞」でよしながふみさんの「ソルフィージュ」の書評が載せられたときには驚いたよ…。
だって、今よりもずっとBLに市民権がなかったころだよ!!私だって、読んでなかったもの!!ってころにね〜。
確か、クィアに造形深い大学講師がその書評書いていた。
文化としてBLだったのだろうとは思うけれど…。

とまあ、そういうこともあるけれど、やっぱりそういうことは余りないというか…。
やっぱり、マイノリティな文化なんだよね〜。
だからか、三浦しをんさんはBLに関して全然語っていなかった。
マンガ自体に対してもいつもの100分の1くらいなものだ…。
『ガラスの仮面』なんか15〜50歳くらいの人間で一度もその名を聞いたことない人間(一応女性に限定しておく)を探す方が難しいような気がするし…。

しをんさん曰く、「よそゆき」なエッセイ集らしい。

読む前は「またまたまた〜、そんなことないでしょ」と思っていたが、読んだら「そんなことあった」…。
いや、面白くはあったけれど、「抱腹絶倒」ではなかった。
個人的にはしをんさんのエッセイは『桃色トワイライト』が最高かな〜。

私、しをんさんとお友達になるのなら、BL作品の感想を云い合えるくらいのお友達になりたいのですよね〜。
もっと、本当の自分をさらけだして!!
一般受けするかは知らないけれど…。
2012.09.06 Thursday 22:19 | comments(2) | trackbacks(1) | 
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2017.12.10 Sunday 22:19 | - | - | 
藍色 (2013/05/21 3:51 PM)
こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
はーこ (2013/05/21 11:28 PM)
藍色さん、はじめまして、こんばんは♪
この本、よそゆき仕様でしたが、やはり三浦しをんさんの作品だとは思いました。
ちょっと、物足りなくはあるのですが…。
TBありがとうございました。









「お友だちからお願いします」三浦しをん
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