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「お菓子の家: 〜un petit nid〜」著者: 凪良ゆう  イラスト:葛西リカコ

凪良 ゆう
フランス書院
¥ 620
(2012-09-12)
コメント:「お菓子の家: 〜un petit nid〜」著者: 凪良ゆう  イラスト:葛西リカコ

JUGEMテーマ:読書

【あらすじ】
大事なものはひとつでいい

リストラされた加瀬は、強面なパン屋の店主・阿木に声を掛けられ、バイトをすることに。無愛想で人との付き合い方が分からない加瀬にとって、店の温かな雰囲気は馴染みがなく、戸惑うばかりだった。
けれど火事に遭って阿木と同居することになり、彼の優しい手にどうしようもなく惹かれていく。
優しくされればされるほど阿木に依存してしまい、溢れそうになる感情に加瀬は……。

タイトルは『ヘンゼルとグレーテル』から。
グリム童話って結構残酷よねえ〜。


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実はコノ作品、過去作品のスピンオフだったらしい。
出版社もイラストレーターもタイトルの傾向も違ったので、全然しらなかった。
というか、過去作品読んでいないからさ〜。
コレを機にその過去作品を読んでみたらいいのかもしれないが、う〜む。どうだろう。
正直云って、『花丸BLACK』の作品って買う気が起こらない…。というか、逆に避けるのだよね〜。
もう、だから、その過去作品はそれだけでアウトだったのだろうね〜。
そういう偏見はいけないわ!ってことで、手に取ろうかと思わないでもないが、なんかあらすじ読むとやっぱりどうかな〜って感じ。
だって、なんかイタそうな話なんだもの。

今回の受けはそちらだと攻めでDV男のようだ。
かなりアブナいひと?

この作品を読んだら、そのDV男もトラウマ持ちで気の毒な生い立ちがあるようだが、前作でそこらへんは解明されているのかなあ〜。
少なくとも、今回の主人公である加瀬の作品を読みたいとリクエストがあったのなら、一方的に悪い人ではなかったのだとは思うけれど…。
それでもね…。

よく、虐待された子は親になって虐待するというけれど、加瀬はそのパターンというのだろうか。
幼くして両親を亡くし、親戚に引き取られたとはいえ、愛情を注がれたとはいえず。
むしろ不条理な暴力を受けていたようで…。
かつての恋人に優しくしたいと思っていても、それを上手く表現できず、己の不安を暴力で表す…。
連鎖する負の感情。

結局、かつての恋人はその暴力を受けることで愛情を表していたのだろうけれど、加瀬が求めていたものは違ったのかな…。
どうやら、かつての恋人は自分への戒めのためにも暴力に甘んじていたようだし…。
負の感情が悪い意味で相乗効果を起こしていたようで。

だから、別れを選んで良かったのかな。
つらい別れだったかもしれないが、加瀬は阿木に出会えたのだから。

このパン屋は寂しいひとたちが集まった店かもしれないけれど、それぞれの寂しさを昇華させて一所懸命に生きているひとたちの集まりになっているような気がする。
っていうか、無意識なのか、加瀬さん、かなり寂しがり屋の仔猫ちゃんの様子をみせているのだけど…。
本当に、前作でDV男だったの?
前作を読んでいないが、かつての恋人との再会シーンが暗いばかりでなく穏やかなものだったということは、前作で加瀬が一方的に悪者として扱われていなかったということかな?
2012.09.19 Wednesday 23:06 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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