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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「カデンツァ 2 ~青の軌跡〈番外編〉」著者:久能千明 イラスト:沖麻実也

JUGEMテーマ:読書

【あらすじ】
故郷の月に帰ってきたカイは、義父であるドレイクと再会する。複雑な感情の中、さらに近衛凱が訪問してきて…。シリーズ最新作!!

1年7ヶ月ぶりのシリーズ新刊。
思ったよりも早く出たなあ〜。
あんまり期待していなかったからさあ…。
っていうか、自己防衛のために期待しないようにしていたのだよ。


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思ったよりも早く出たけれど、これっていつ発売決まった?
なんか、ある日突然、新刊予定に入っていたような。
8月中旬にアップした幻冬舎のHPの新刊リストには入ってなかったような気がするが…。
私がチェック漏れしたの?
っていうか、本当に確定するまでアップしなかったのではないかと、過去の経験上思うのだけど〜。
まあ、どっちにしろ出て良かった。

番外編の1巻が三四郎の話だったのに対し、今度はカイの話。
任務を終え、月へ帰ったカイなのだが…。

えっと…。
この番外編である『カデンツァ』…。
『青の軌跡』シリーズの主要人物の後日談的な話の中編シリーズかと思っていたら…。
カイ編は終わっていないじゃない…。
そして、これって、『番外編』と位置づけていいものではないような〜。
『タイトロープダンサー』の完結編の感想で述べたが、ハッキリ云って、あれって、あくまでも『タイトロープダンサー』の完結であって、『青の軌跡』シリーズの完結ではないと思ったのだよねえ…。
で、今回のカイの後日談こそ、シリーズの完結にふさわしいのでは?
いや、ふさわしいものになるかは今後次第なんだけど、ある意味、カイの過去との決別というか決着というか…。
彼は月での過去から逃げ出して、ジュール=ヴェルヌへ乗り込んだわけで…。
その過去の片鱗は『バロック・パール』で出ているのだけど、ちゃんとした決着はしていないままだったのよね…。

そこらへんで、シリーズは本当の意味で完結していないのはないかと思っていたのであります。

で、今回の話。
「月人」としての自分に向き合うカイ。
それは三四郎と出会ったことに起因していたりするわけで…。
「カイ」と名付けた男との再会と、「カイ」であることを幸せだと感じさせた男…。
カイの葛藤はとても大きいものであり…。

はっきりいって、「番外編」でなくシリーズのラストにふさわしい話では?
登場人物の後日談を書くのなら、サンドラやロードの話を書いてから、ラストにこの話を持ってきた方がいいのでは?というのが私の感想である。

しかし、寡作作家さんだからね〜。
書けるときに書いた方がいいのでは…と思わないこともないような〜。
でも、あとがきによると1年前に書き終わっていたようなことが書いてあった。
『タイトロープダンサー』のあとがきでも随分前に書き終わっていたようなことが書いてあった。
じゃあ、こんなに発売が遅いのはイラストのせいなの?
う〜む。
どっちにしろ、寡作作家さんだとは思うけどね…。
他のイラストレーターとの作品をバンバンだしているわけでないから…。
もう、そこらへんは期待していないから、2年以内くらいに3が出るといいなあ〜とか思ったり。
かなり、ハードル低く見積もってますよ…。

だけどまあ、三四郎というのはひどい男だなあ〜と改めて思ったり。
究極のマイペース男…。
彼の言いわけはわからないでもないけどさ…。
そんな生き方をしているからこそ、三四郎という男が成り立っているのだろうけど…。
でもさあ…。
だけど、それでもカイに関してはマイペース三四郎もそのペースを乱されるということなんだろうか…。
今までの生き方。
それこそ、生き残るために身につけた数々のものがカイに対してはぶっ壊れるというか…。
「想定外」というべきなのか…。
生き残ることよりもカイを求めているということだろうか…。
三四郎自身もハッキリと自覚していないけどね。
3では少しはその不確定なものに答えが見つかることを祈るばかりだ…。
2012.10.01 Monday 21:44 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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