<< May 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

[ - ]

一定期間更新がないため広告を表示しています

2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「草食むイキモノ 肉喰うケモノ」著者:今城けい イラスト:梨とりこ

JUGEMテーマ:読書

【あらすじ】
……あー、これやばい
なんか美味そう
わけあって中卒で工場の工具備品室で働く幸弥。工務部長のセクハラに怯えていたところを兄貴分で組立一課の班長・関目が守ってくれることになるのだが…

家族を失い叔父に引き取られるも、身の危険を感じ中卒で独り立ちした幸弥。同じ工場に勤める組立一課班長の関目は、頼れる兄貴分のように幸弥のことを気にかけてくれていた。そんな幸弥の目下の悩みは工務部長・大谷のセクハラ。エスカレートするそれに気づいた関目は同僚の千林の協力のもと、幸弥の部屋に泊まり込むことに。幸弥の質素でつつましい暮らしぶりや小動物のようなたたずまいに、十代はヤンチャで鳴らした関目の庇護欲は次第に捕食欲とないまぜに――!?

今城さんの作品。
読むのはこの作品で3冊目。
ルビーのは感想あげなかったから。
しかし、今城さんってブルーカラーの職業が好きなのかな?
前回のシャレードの作品も製造業だった。
でも、営業と品管だったけど。
でも、今回は工場勤務でガッツリ現場のひと。
さすがシャレードって思うのは私だけ?
コチラの作品とかさあ〜。
って、コチラの続きは!?



web拍手 by FC2


で、前回のシャレード作品は今城さんの作品を初めて読んだためか、とても読みにくいと思ったけど今回はそういうこともなく割とサクサクと読めたかな?
私がなれたのか、今城さんの文章が変わったのか…。
っていうか、今回は前回より主人公に感情移入しやすかったからかなあ〜。
前回の主人公って、ちょっととっつきにくい性格といいますか…。周りの登場人物に対してだけでなく、読者である我々もその言動や考え方に対して戸惑いを感じたというか…。
読んでいて、「えっ!?」と思うことが多かったためか、感情移入できずに読みづらかったのもあるかと…。
それに対しては、今回の主人公は素直ないい子だったからね。
まあ、その性格が災いして、上司からのパワハラ&セクハラを受ける羽目になったのだけどね。
でも、戸惑いながらも芯が強いというか、ちゃんと流されずに拒絶はしているわけで…。
それでも体格的にも不利な状況…。

ってまあ、ここはBL。
ちゃんと守ってくれる王子様がいらっしゃるわけで〜。

しかし、読んでいて思ったことは

天然最強…。

だったり。
いや、「最強」でなく「最兇」ですかね。

攻めの関目も無自覚に誘う受けに対して「兇悪」と云ってますからね。(「凶悪」でなく「兇悪」と書くには作家のこだわり?)
草食動物でもオスはオスってことかねえ〜。
ちゃんと欲しい相手を取り込んでいるというか〜。
ああ、恐ろしい子。

でもまあ、関目がついつい手を差し伸べるのはわかるなあ〜。
だって、本当にいい子なんだもの。
家族を一度に亡くし、自立しなくてならなかったという生い立ちからかもしれないが、それとは別に本当に素直でいい子なんだよねえ。
幸せになってもらいたいものだ。
実際のところ、そう思っているのは攻めばかりではないのでは?
関目の同僚である千林さんはなにかと気にかけているし(まあ、彼は性的な意味でなく、癒しの対象として可愛がっていたようだが)、工場の他のひとたちもそうだったのでは?
家庭菜園グループのおばさまたちはそれこそ「娘」(息子でなく、娘だよなあ〜)のように気にかけていたようだし。
多分、職人肌のおじさま連中もそうだったのでは?
困っていたら、手伝ってくれるし。
それこそ、ひそかにアイドルさっちゃんとして愛されていたのでは?
でも、不可侵条約が結ばれていて、みんな隠れて、彼が一所懸命に働く姿を眺めては癒されていたのでは?

ああ、そんなさっちゃんが関目とこういう状況になったということは…。
もしも、けんかしようなら、理由なんか関係なしでさっちゃんの味方ばかりだろう…。
工場全体、舅&姑だらけ。
がんばれ、関目。
アイドルを手に入れたのだから仕方ないことでしょう。
2012.10.31 Wednesday 18:57 | comments(0) | trackbacks(0) | 
<< 「ササクレ・メモリアル」著者:鹿乃しうこ | main | 「BUTTER!!!」5巻 著者:ヤマシタトモコ >>

スポンサーサイト

[ - ]
2017.12.10 Sunday 18:57 | - | - |