<< August 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

[ - ]

一定期間更新がないため広告を表示しています

2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「愛のマタドール」著者:華藤えれな イラスト:葛西リカコ

JUGEMテーマ:読書

【あらすじ】
心に傷を負いスペインへとやってきた神学生の颯也(そうや)。
ある日、酒場で声をかけてきた優雅で魅力的な男・ユベールに強引に誘われ一夜を共にしてしまう。
傲慢で自信に満ちた彼がふと隠しきれず見せる孤独の影に気づいた颯也は、素性も知らないユベールに惹かれていく。
このままだと背徳の罪に堕ちてしまうと別れを決意する颯也だが、彼の正体がスペイン中を熱狂させる闘牛士(マタドール)だと知り──!?

華藤さんの新刊。
ディアプラスでは初めてですね…。


web拍手 by FC2



当初の予定よりも発売が遅れました。
しかし、この本の予告を見たとき「えっ?ディアプラスで華藤さん!?」と思ったよ。
あとがきによるとそう思ったのは私だけではないようだ。

最近はいろいろと中身の濃い作品も出てきましたが、エロ番長とかエロなんとかとかいわれる作家さんとか出てきましたが、やはり、ディアプラス文庫ってリリカル路線のイメージが強いのよねえ〜。
今月一緒に出た作家さんとかさあ…。
だから、なんとなくレーベルカラーではないような気がしたのよね。
きっと、他の人もそうだったのだろう。

正直、華藤さんのなんとなくねっとりした情念というか、湿度の高そうな愛憎劇がちょっと最近苦手というか…。
この作品も買おうかどうか悩んだのだけど、まあ文庫だし…ということで手に取りました。
これは買って良かったな。
華藤さんは外国を舞台にしたものも多いけど、和風のものも多いよね。
あと、医者もの。
そちらの傾向のものよりは、読みやすかったかな。
どちらもねっとりしているのだけど、身近な素材でない分、普通に読めたというか〜。
ドラマチックな作風を普通に受け止めれたかな。
まあ、読めば面白いのよね…。
読むのにエネルギーいるけど…。

しかし、なんていうか激しい恋でしたね。
死と愛が背中合わせというか…。
華藤さんって医者ものも多いけど、神父の話も多いよねえ〜。
ある意味、死に近い職業というか。
で、今回の攻めの職業が闘牛士、これもまた死が常につきまとうというか…。
自分が死ぬか牛が死ぬか…。
命をかけた闘いであり、それは神に捧げる儀式でもある…。
神に命を捧げる闘牛士と、死にゆく命をみとる神父。
そんな二人がであって…。
これも運命なんだろう。
だけど、本当に華藤さんの趣味満載な作品でしたね。
ディアプラスも間口が広くなったものだ…。
これからも書かれるのかな?

しかし、中身がこれだけねっとり色々と情念と抱えた2人の話なのに、タイトルがイマイチのような…。
いや、まあ確かにそういう内容なんだけど、なんかタイトルがなあ…。
他に何がいいかといわれたら浮かばないけどさ。

たださあ、このタイトル聞いて、最初に思ったのが、「えっ?『リラの咲くころバルセロナへ』?」ってことでありまして…。

♪君は〜、な〜つのマ〜タド〜ル 光る風をあびな〜がら〜♪

特別、光GE○JIのファンだったわけではないんだけどね…。

2012.11.12 Monday 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) | 
<< 「クシュラル」著者:えすとえむ | main | 「嫌よ嫌よも好きのうち?」著者:月村奎 イラスト:小椋ムク >>

スポンサーサイト

[ - ]
2017.12.10 Sunday 23:04 | - | - |