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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「アイソポスのひそかごと」著者:崎谷はるひ イラスト:穂波ゆきね

JUGEMテーマ:読書

【あらすじ】
兄と両親を失い天涯孤独となった大学生・真次はイタリア貴族の血をひく富豪・グイードから愛人にならないかと言われ…!?

今月2冊目のはるひん作品。
なんか、今月よくあとがきでいろいろあって、作品が出せなかった出せなかったというけれどさあ〜。
確かに、例年のはるひんに比べたら少ないかもしれないし、予定より発行が遅れた作品もあるよ。
これもそうだし…。
でも、過去作品の文庫化や同人誌作品の焼き直しとかもあるとはいえ、今年に8冊も出しておいて…。
世の中、1年に1冊も出ない作家さんもいることだし、あまりにもいうと嫌みっぽく感じたり〜。
いや、崎谷さんはそんなつもりはないのだろうけどさあ〜。
数も大事だけど、質はもっと大事だと思う。


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ココでも述べているが、あらすじ読んで驚いた…。
本当に崎谷さんの作品!?
水上さんあたりの作品と間違えていないかい!?
そう疑ってしまうくらい、意外性のある作品といいますか…。

よくよく考えたら、愛人依頼は過去にもあったか?
「愛人」でなく「援交」でしたけど、コチラの作品で。

だから、今回の驚きポイントは「貴族」なんだよねえ〜。
外国が舞台ならともかく、日本にいてイタリア貴族なんてそうそう会えるものではないし…。
という現実問題はおいといて、BLの世界ではそれもあり。
ヨーロッパの貴族どころか王族まで出たり。
だって、BLって男同士のハーレクインロマンスって作品が何割かあるし〜。
そういうのが得意な作家さんているし。
水上ルイさんとかね。
そういうのが得意な作家さんなら驚きはしないが、崎谷さんで…。
まあさあ、遠野さんとかほどではないけれど、崎谷さんの作品もエリート攻めって結構いるよ。
ただ、崎谷さんのそういうエリート攻めって、生まれ持ったというよりも本人の才能でエリートになっていることが多いのよね。
生まれながらの御曹司とかでなく、己の才能と努力で得た地位なんだよね。
だから、恵まれたバックボーンでもすんなり受け止めれたのに、今回は「貴族」と来たもんだ!!

もちろん、今回の攻めは「貴族」という生まれ持った立場に甘んずることなく、才能ある人。
おそらく、そういう立場でなくても、よい生活を得る立場に登れたと思う。
だから、絶対、「貴族」に必要はなかったような…。
まあ、貴族といっても次男ですから、兄が亡くならない限り、貴族ではなくなるのかもしれないけどさあ〜。
でも、そんなやんごとなき生まれの攻めを…と思ってしまいました。
どうやら、あとがきによると崎谷さんが「貴族」攻めというものを書きたかっただけのようだな。

ロマンス小説に憧れてそういう立場の攻めにしたようだが…。
読んでみると、いつもの崎谷作品の攻めだったような…。
特に策士っぷりが…。
まあ、インパクトのあるあらすじだったな…。

でも、「貴族」「愛人」にインパクトは感じたが、崎谷作品としては薄味だったような…。
ページ数だけはあったけれど、かつての作品だったら、受けの真次は死んだ兄に対してもっとコンプレックスなりを持っていたような…。
己の性癖と自由奔放な兄に対するコンプレックスがあまり感じなかったような。
攻めであるグイードのタイプが兄のような人物と思い込んだときとか、もっといろいろと複雑な心境になっても良かったような。
両親の死とか兄の死とかあったわりには淡々としているし…。
いや、そんなことを悲しんでいる暇もなかったのかもしれないが…。

そして、ページ数がある割には閨のシーンが少なかった。
もっと早くそういう関係になってもおかしくないのに、なかなかならなかったなあ〜。
てっきり、グイードは真次が遊びなれていると思ったし、嫉妬のあまり襲ってしまい、関係をもって真次がとても奥手だということを知り…、みたいな展開が起こるのだと思っていたが…。

まあ、そこらへんを含めて設定もらしくないし、人物の性格等も薄味だったなあ〜。
そのまえに読んだはるひん作品が濃いというか暴走する受けシリーズだったからかもしれないけどさ。


2012.12.22 Saturday 23:03 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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