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こんな本よみました…ホモ本率9割の読書記録
苦手な方は御注意!! ネタばれ要注意。 |
「言ノ葉ノ使い」著者:砂原糖子 イラスト:三池ろむこ
[ BL小説 砂原糖子 ]
JUGEMテーマ:読書 【あらすじ】 生まれつき人の“心の声”が聞こえるカンナは、ずっと誰かの役に立ちたいと思っていた。 ある町で心の中まで寡黙な男・ガクタと出会う。 大怪我を負っていた彼が洩らす『痛い』という心の声を放っておけず、世話を焼くカンナ。 最初は鬱陶しそうだったガクタもそれを受け入れ始める。 だが彼がヤクザだと知っても変わらないカンナの態度に、 下心があると誤解したガクタが手を伸ばしてきて……? 大人気シリーズ第3弾!! 先月発売。 なんとなく、軽い気持ちで読めなさそうだなあ〜と思い、読みだすのに時間がかかりました…。 実は、表題作が掲載の雑誌も購入していたのですが、この話はそのときも読めなかった。 やっぱりさあ、主人公の設定が話を重くさせるというかなあ〜。 なんか、これは特にイタそうで…。 雑誌の巻頭ページに今回の口絵のカラーが入っていたのですよね。 泣き崩れる主人公…。 なんか、読めなかった…。 まあ、そんなこんなで読み出すのにグズグズと時間がかかったが、読み出したらあっという間でした。 思ったより主人公のカンナが不幸でなくて良かった。 いや、両親なくし、親戚を転々とし、二十歳になったら追い出され〜と端からみたら不幸だけど、本人がそうとは思っていないようだからね。 といっても、空元気のような気がするけれど。 良い子でした。 良い子なんだけど、正直リアリティがないというか〜。 いや、ひとの心がわかるっていう設定の主人公にリアリティ求めるのってどうなの?って感じがするが、そういう生い立ちでああいう考え方できるものなのかしら?って思えて。 母親の言葉を支えにしたから? 母親という同じ能力のひとがいたことにより、前作の主人公よりも卑屈にはならなかったってこと? う〜む、お人好しってことでいいのかねえ。 仮原のほうがわかるけどねえ〜。 で、攻めのガクタのほうだが…。 実際は優しいひとなのかもしれないが、ああいう流れで関係もった相手を好きになるのだろうか? そして、表題作のほうで、ヤクザの下っ端が組長の命令を逆らって大丈夫なの?って心配したら、書き下ろしでフォローしていた。 いや、正直、2人で手を取り合って逃避行でもするのかと思っていたけど…。 ああいう形で解決? まあ、逃げても追っ手がきそうだし、カンナの能力で解決のほうがありえるのかなあ〜。 作中に童話の『幸福の王子』が出ていたが、今回は前2作に比べて『おとぎ話』度が高かったかな? なんか、色々と今後が心配になる2人だなあ〜。 まあ、『おとぎ話』ってやつは「2人は結ばれました。めでたし、めでたし」で終わるから、その後は気にしないでいようと思います。 Comment
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