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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

この歌舞伎がスゴい!?

[ その他 ]
東京に行ってました。
スパコミにも行きましたが、一番の目当ては歌舞伎でした。
だって、団十郎の弁慶、菊五郎の富樫による勧進帳、海老蔵の与三郎、菊之助のお富による与話情浮名横櫛が見たかったからさ〜。
特に海老蔵の切られ与三が見たくてさ〜♪

しかし、実際観にいったら、別に凄い演目がありました…。

この演目に対して邪な考えを抱くワタクシが変なのかしら?と危惧しましたが、一緒に観てた姉が
「なんて腐女子の喜びそうな話なんだ…」
と呟いたので、私の気のせいではなかったようです。
「泥棒と若殿」

大名家の跡継ぎながら悪家老の策略によって、荒れ御殿に3年も幽閉されている松平成信。
使用人はいつの間にかいなくなり、食べ物はろくにない。そして、刺客に狙われる日々。そんなある夜、屋敷に泥棒が…。
江戸から流れてきた伝九郎。御殿に忍び込んだものの金目のものはなく、家捜ししていて怪我をする始末。
屋敷にいる成信に食べ物を出せと云えば、その男は3日も何も食べてないと言うではないか…。
泥棒なんかしようとしたくせにお人好しの伝九郎は心配するのであった。

次の日、成信が目覚めると、泥棒が朝ご飯の用意をしているではないか。
3日も食べていない成信のために、伝九郎は人足として働くことにし、前金で米や味噌などを買ってきたのだ。
自分一人だったら、泥棒なりするけど、成信の面倒をみるため働くことにしたという伝九郎。
成信が大名の跡取りと知らない伝九郎と成信の奇妙な共同生活が始まるのであった…。

それから、20日余り、「信さん」、「伝九」と呼び合い、酒など酌み交わすほど気心のしれるようになった二人。
飲んだくれの父親、ろくでもなかった女房、そんな連中から逃げて、江戸を飛び出した伝九郎は成信と一緒に居ることは楽しく、初めて人間らしく生きている実感を感じているのであった。
また、成信の方も伝九郎と一緒にいることで、大名の跡継ぎとしてでなく、一人の人間として自由に居られることに歓びを感じていた。
そんななか、長患いだった江戸にいる父親が1週間ほど前に死に、遺言とおり成信が跡継ぎになったこと。成信を幽閉していた悪家老は蟄居を命じられたという知らせが…。
しかも、今まで自分を襲ってきた刺客は、実は成信派の家来が敵の眼を欺くためにわざと、やっていたことを知らされたのであった。
自分が家来の勢力争いに利用されていたと怒りを覚える成信は、跡を継ぐことを拒否し、家来を帰らせるのだった。
そして、何も知らない伝九郎に、一緒に旅に出ないかというのであった。
そして、伝九郎も成信が心も体も健康になったら旅に出ようというのであった。

そのような、約束を交わすのであったが、夜更けに新たなる家老となった者が屋敷にやって来た。そして、藩の者達のためにも、己の役割を果たし、立派な藩主となるよう成信を諭すのであった。
一度は、侍を捨て、伝九郎と一緒に旅に出ようと思った成信であったが、大名家の跡継ぎとして生まれた己の運命を受けとめることを決心するのであった…。
しかし、すぐに城に戻るよういう、家老に1日だけ待ってもらうよう頼むのであった。

翌日、寝坊した伝九郎が目覚めると、成信が朝餉の用意をしている。
何ごとだ?と驚く伝九郎に成信は訳があるという。
しかし、いざとなると別れの言葉が云えない成信。
なんでもないと誤魔化し、伝九郎が片づけのため席をたった隙に、何も云わず、屋敷をさろうとする…。

しかし、ただならぬ様子を感じていた伝九郎は迎えの輿に乗ろうとする成信を追いかけるのであった。
一緒に旅に出るのではなかったのか?と云う伝九郎に成信は侍としての役目を全うすることを選んだと告げるのであった。
成信の強い決心を感じた伝九郎は、立派な侍になって、いつか自分に会いに来てくれと云い、成信を見送るのであった。
そして、成信一行が去った跡、満開の桜の下で、泣き崩れる伝九郎がいたのであった…。



って、いう筋書きなんですよ!!
ねっ、これって歌舞伎のふりしたBL!?って思うワタクシがおかしいのでしょうか…。
斜め前に座っていた上品な着物をお召しになったおばさまはラストのほう涙ぐんでいたらしくハンカチで目尻をおさえていましたが、私は、あまりの内容に動揺してしまいましたよ…。
いや、そりゃあ、歌舞伎の世界で衆道が出てくることなんてざらだし…。
しかし、そういうあっけらかんとした関係でなく、なんて云うの、観客に要らぬ想像をかき立てるような…。
この演目といい、新たなる客層(腐女子)を掴もうという作戦なんですか!?松竹さん…。

ちなみに、原作は山本周五郎先生の短編だそうです。
原作もこういう内容なの?
それなら、この原作はニアホモ小説選手権にノミネートですよ…。
ホモ度85%くらいかな…。
2007.05.06 Sunday 18:09 | comments(4) | trackbacks(0) | 
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2017.12.10 Sunday 18:09 | - | - | 
Jura (2007/05/06 8:52 PM)
こんばんは
この間大阪松竹でやってた衆道モノとは違ってこちらはニアホモなのですね!?

でもモロよりニアの方が萌えが大きそう(^m^)

原作がなんとなく気になりますね。
もしも読んだら感想聞かせてください

では!
ゆちゅらぶ♪ (2007/05/07 12:44 AM)
はーこさん こんばんは♪

フツーに菊花の契りを思い出してしまいました…。それ、絶対夜は仲良く同衾してたと思われます(笑)

歌舞伎は未体験なのですが、聞けば興味が芽生えるあたり松竹さんの目論みはなかなか的を射ているんじゃないでしょうか。
とりあえず、本屋に行った際には山本先生の棚を漁ってホモ度チェックをしてこなければなりませんね!(≧∀≦)
はーこ (2007/05/07 10:20 PM)
Juraさん、コメントありがとうございます。

大阪松竹の噂の演目は見ておりませんが、あれはマジホモだったのですかね?
まあ、衆道が云々といってたし、歌舞伎とBLのコラボとか銘打っていたので、マジホモなんでしょうが〜。
それに比べると、こちらの演目は二アです。
でも、ハッキリさせない分、色々と妄想が〜。
本当に萌え度が高い作品でした。

原作が掲載されている短編集のタイトルも調べました。
そのうちチェックしようと思っています♪
はーこ (2007/05/07 10:31 PM)
ゆちゅ♪さん、こんばんは♪

やっぱり、この2人デキてます?
いやあ、観ていて怪しいのなんの(笑)
初めは、泥棒さんのおかげで、若殿が元気になって、そしてお家問題も片付いて、お城に戻るのだろうと思っていたのですよ。で、数年後、泥棒がなにかでピンチの時に助けてくれる人がいて、お城にいったら、殿様があの時、ボロ屋敷にいた侍だった。あの時のお礼に殿が泥棒を助けてめでたし、めでたし♪という展開なんだろうと思っていたのですよ。
ところが、泥棒が、世話をすることが楽しいとか言い出したので、こちらは唖然でしたよ…。
もう、松竹さんが本当に狙って、この演目を選んだのなら、まんまと思惑にハマってますよ…。

今後もこんな演目が増えるのでしょうか?
楽しみだけど、怖いです(笑)