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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「仏果を得ず」著者:三浦しをん

なぜか、行き付けのオタ御用達本屋の新刊マンガコーナーに並んでいた…。
カバーイラストがマンガ家の勝田文さんの可愛らしいイラストとはいえ、なぜマンガコーナーに?
おかげで発売日に手にいれることが出来たから良いですが〜。

仏果を得ず
仏果を得ず
三浦 しをん
JUGEMテーマ:読書


【あらすじ】
直木賞作家が描く、伝統芸能の世界。主人公は大夫を語る大夫・健。人間国宝の師匠や変わり者の三味線弾きに鍛えられながら芸を磨く。芸に恋に悩みながら健は成長していく。傑作青春小説。

主人公は文楽の若手大夫であります。
大夫というのは人形のセリフを話す人です。
っていうか、人形を動かす人達とセリフを話す人は別だったのね。
すみません…。文楽は一度も観たことないです。
興味はあるので観てみたいとは思ってはいるのですが、如何せん、チャンスがないというか、福岡公演のとき都合がつかないので…。
しかし、この作品を読むまで、大夫や三味線弾きのかたたちの存在の重要性をわかっていなかったので、大きな会場では小さな人形なんてよく見えないからどうなの?と思っていたのもあったり…。
人形の動きももちろんですが、大夫や三味線弾きの力もあって成り立つ世界なのですね。

さて、各章のタイトルはそのときに主人公・健が演じた演目になっています。そして、健は芸に悩み、そして文楽の登場人物と己を重ね合わせ悩み…。
文楽は観たことないですが、歌舞伎でそれらの演目を観たことがあるので、ストーリーや登場人物のことはわかってますので、そこらへんは大方理解できたつもりです。

しかし、文楽という、なかなかお固そうな世界を舞台にしていますが、登場人物たちは例え名人だの重鎮といわれようと、それはあくまでも芸に対する評価で、人間性としては、良い意味で普通の人達なんですよね。
ただ、自分にとって一番大事なものがあくまでも文楽ということが、普通でないというか業が深いような気はしますね。

ただ、そんなに恋愛は必要なかったような〜。
健と真智はそれなりに必要だとは思いますが、兎一郎と藤根先生が夫婦だったというのは必要だったのでしょうか?っていうか、あまりにもそこらへんが掘り下げきれなかった気がしますね。
どうせなら、そこらへんもじっくり書いてもらいたかったなあ〜。



2007.11.24 Saturday 14:52 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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