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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「若きチェリストの憂鬱」著者:神奈木智 イラスト:二宮悦巳

今回、この作品の感想をアップする際に、今まで神奈木さんの作品を取り上げていなかったことに気がつきました。
ベテランの方だからとっくに感想書いているかと〜。
まあ、確かに『その指だけが知っている』とか読んでないのですが〜。
キャラセクでの漫画化が面白かったので『ダイヤモンドの条件』が面白かったので、原作も読もうと思いつつ、まだ読んでないし…。
意外と読んでいないといえば読んでいないかも…。

若きチェリストの憂鬱 (キャラ文庫 か 3-17)
若きチェリストの憂鬱 (キャラ文庫 か 3-17)
神奈木 智
JUGEMテーマ:読書


【あらすじ】
音程は正確でテクニックも抜群、でも感情表現が超苦手──演奏家として致命的な弱点を持つ宮原奏都(みやはらかなと)は、音大付属の私立高に通うチェロ科の二年生。伝統ある創立記念コンサート出演を目指し、選抜試験を受けることに!! 特別レッスンを引き受けたのは、引退した天才ピアニストの伊集院遥(いじゅういんはるか)。仏頂面で口が悪く、奏都の欠点を一目で指摘。教師としては優秀だけれど、奏都は反発を募らせて!? 

音楽ものです。
タイトルからもわかるとおり、主人公はチェロをやっています。
プロローグで、まだ5歳の主人公がチェロを弾くシーンがあるのですが、そういうのに疎い私は、あんなでかい楽器を幼児が弾けるのか!?と思ったのですが、子供用バイオリンがあるように子供用チェロがあるのですかね?
まあ、そんなクラシック音痴な私ですが、メントレが日曜に放送が移るまでは、日曜の夜9時にはN響アワーとかよく見てましたし〜。
クラッシックは嫌いではないです。
いや、曲名とか全然知らないけど…。

さて、カバーイラストを見れば推察できるように、三角関係(っていうか四角関係?しかし、主人公と相手以外の人間は所詮当て馬に過ぎないな…)ものです。
まあ、三角関係未満といえるかな?
主人公はそこまでグラグラしないし〜。
結局当て馬になった人間にグラグラはしないけど、主人公の奏都はチェロに対する想いに対してグラグラしております。
子どもの頃に云われた言葉に縛られてチェロを好きだと素直に認められないのであります。
感情が演奏に表れていないと云われる奏都。
なんか、少女漫画の名作である『いつもポケットにショパン』を思い出したのですが〜。
あれはピアノですが、あの作品の主人公の麻子も担当の先生に感情が云々云われていたのだよね〜。
ああ、懐かしい…。25年以上前の作品だよなあ。
だって、私がてんとう虫コミックス(『ドラえもん』とか『うわさの姫子』とか)以外で初めてかった漫画はこの作品だったはず。
てんとう虫コミックスを卒業して、いきなりくらもちふさこ作品かよ…。
途中経過すっ飛ばし過ぎ…(笑)

まあ、往年の少女漫画談義はおいといて、この作品。

結局、すべては愛なのね!!

ってことなんじゃないのでしょうか?

音楽を愛するということ。
チェロを愛するということ。
自分を愛するということ。
そして、愛するひとを愛するということ。

子どもの頃に大人の八つ当たり的な発言により、その『愛する』ということを素直にいうことができなくなった奏都ですが、愛する遥を得たことにより、素直に『愛』を表現できるようになったということなのだと思います。

あと一応ミスリード(というほどのものでもないな…)的なところがあるのですが、早々に読者は真相に気が付くと思うが、奏都が全然疑問に思わないのが〜。
普通、いくら横暴なひとでも1回しか会ったことのないひとに海外の別荘に招待され、しかも物怖じもせずに、そこの執事を呼び捨てしこき使ったりはしないかと…。
奏都のなかの遥像って…と思いましたよ(笑)

それと睦巳と理多のその後が気になる。
小悪魔な理多に振り回されている振りをする大人の睦巳…。
番外ショートがあったら良かったのになあとか贅沢なことを思いましたよ。
2008.02.28 Thursday 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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