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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「帝都万華鏡 梔子香る夜を束ねて」著者:鳩かなこ イラスト;今市子

前作で結構いろいろ云いましたが、続編である今作を買いましたし、読んでます…。
まあ、今回は栗○薫御大の解説はなかったから…ということで…。

帝都万華鏡 梔子香る夜を束ねて (講談社X文庫―white heart (はG-02))
帝都万華鏡 梔子香る夜を束ねて (講談社X文庫―white heart (はG-02))
鳩 かなこ
JUGEMテーマ:読書


【あらすじ】
すべては勘違いからはじまった――。
 ときは大正。女たちがひしめき合う吉原遊廓で生まれ育った横山春洋(よこやまはるみ)は、帝都の一高を辞め、いまは京都で絵画を学ぶ身。久しぶりの実家で座敷にあがった春洋は、馴染み客の息子・岡野紘彦(おかのひろひこ)と出逢う。紘彦からのまっすぐで無垢な求愛に、心惑わされる春洋。惹かれ合うもすれ違うふたりは――。
 濃艶な文体で綴られる、切ない恋物語。待望のシリーズ第2弾! 切なすぎるほどに美しい、もうひとつの恋物語が幕を開ける。

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さて、今回は前作のリンク作であります。
前作の主人公たちの共通の友人である画家の春洋が主人公であります。
時間軸は前作より多少遡っております。
前作で主人公たちを見守っていた彼は実はこんな恋をしていたのかあと、なかなか興味深く読みましたよ。

鳩さんの文章は一種独特でありまして、なんていうか装飾過多といいますか、あっさりしたものでなく、なんかネットリしているような気がします。
慣れるまではハッキリ言って読みにくい…。
2冊目になってもそれは変わっていないような気がします。
しかし、その独特の文章が個人的には前作よりも今回は合っていたような気がします。
多分、春洋の持つ雰囲気が、前作の2人よりも合っているような気がするのでしょう〜。
ネットリしている雰囲気?
なんか、こう書くと、なんか怖いですね…。
冷めているようで、実は情が濃いっていうイメージなんですけどね〜。

しかし、話としては誤解とすれちがいで、4年間も遠回りした2人の話であります。
読んでいる方としては、多分、実際はこうなんだろうな〜とか予想できるものであります。
まあ、あまりにもお互いのことをろくに知ろうとせずに身体の関係だけを持ったからですね〜。
ちょっと、ずっと誤解するには弱い気も…。
あと、恩師との関係もイマイチ弱いような〜。
で、大正時代の一大事件である関東大震災がラストのほうで起こっております。
これも一大事件の割にはインパクトがイマイチ。
厚さの割には内容は濃くないですね…。
キャラは濃いのに…。
話のバランスが悪いかもしれません。
でも、そういうことはこの際さほど重要ではないのかも。
独特の文章が紡ぎ出すどこか仄暗い世界観を堪能することが重要なんだと思います。
まあ、新人さんですから、構成とかは追々うまくなるでしょうからね〜。
2008.03.20 Thursday 00:35 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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