<< January 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

[ - ]

一定期間更新がないため広告を表示しています

2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「狂おしく、甘い執着」著者:藤森ちひろ イラスト:あじみね朔生

どうしようかと悩みながらも購入。
あじみねさんのイラストも後押ししましたしね。
しかし、あらすじを読んで、引っかかるものを感じておりましたが、中身を読んで何に引っかかっていたかわかりました。
狂おしく、甘い執着 (B-BOY SLASH NOVELS)
狂おしく、甘い執着 (B-BOY SLASH NOVELS)
藤森 ちひろ

JUGEMテーマ:読書


【あらすじ】
「君なら、可愛い雌犬になれる」ミステリー小説部署へ異動になった尚之は、憧れの作家・朝倉透悟の担当を任される。しかし仕事を請けることを条件に、朝倉は尚之を組み敷いた。尚之の被虐性を見抜いた朝倉は、言葉と躰で尚之を追い詰め、支配される官能を教え込む。灼熱の楔に狭隘を抉じ開けられても、感じるのは気が遠くなるような愉悦だけ――。羞恥に身を震わせながらも、与えられる快楽に夢中になる尚之だったが!?
濃密愛が全てを奪う書き下ろし!

拍手する

幼少の頃の母親の虐待のため、また両親の無理心中のため…。
受けの尚之も攻めの朝倉も人当たりの良い仮面の下に歪んだ感情を隠し持っております。
その歪んだ感情を持っているが故にお互いの隠し持った性質に気が付いたともいえるのではないのでしょう〜。
ほかの人には気が付かないけど、どこか心に歪みを持っている者同士なら気が付くというか、惹かれ合うというか。
自分でもそれを曝け出したら後戻りができないことが本能的に分かっているから気が付かないふりをしていたけれど、一度暴かれてしまえば、あとは堕ちる一方。
お互の心の歪みを歪みで補って…。
これも一種の運命の2人なんでしょう。
最終的には、この2人は閉鎖的ラストを迎えます。
お互いがいれば外界などどうでもいいようです。
歪みを歪みで補うのが果たして正しいものなのかは分かりませんが、お互いがいないと生きていけないほどお互いを必要としているわけですし、本人たちが幸せだと思っているので、これもありなんでしょう…。
個人的には閉鎖的ラストは好きではないのですけどね…。
でも、この作品の2人はこのラスト以外考えられないような気もするから、やはりこれでいいのだろうなと思っております。

さて、この作品はこういう心に傷を持っているもの同士が惹かれあうということがこの作品のメインなのでしょうが、少々別な点で引っかかることが〜。
あらすじ読んだ時点でも思っていたのですが、読み出してさらに思った…。
なんていうか、この作品の設定って和泉桂さんの「罪シリーズ」とかぶっているかと思うのですが…。
主人公の編集者が憧れの作家の担当となり、幸せを感じているけれど、上司から作家に予定より早く作品をかけないか頼んでみろと命令され、頼んでみたら作家のご機嫌が悪くなり、書いてもらいたければ身体を差し出せといわれ〜って…。
「罪シリーズ」には婚約者の女がいたりはしたけれどさあ〜。
でも、身体の関係を持つことになった理由がね…。
まあ、仕事のために身体を差し出すというのはBL界ではよくあることなので、小説家×編集者だとよくある設定ってことなのかね〜。
でも、気になったのも事実。
攻めが複雑な性格をしていることもかぶっているかなあとは思いますが、まあBL界の攻めでは珍しくはないですね。

2008.08.21 Thursday 00:38 | comments(0) | trackbacks(1) | 
<< ライブ覚書(2008.8.17 長崎ブリックホール) | main | 「硝子の花束」著者:杉原理生 イラスト:佐倉ハイジ >>

スポンサーサイト

[ - ]
2017.12.10 Sunday 00:38 | - | - | 









藤森ちひろ(ふじもりちひろ)先生
*藤森ちひろ* 【2009年】 ささやかな幸せ(町屋はとこ)ビーボーイノベルズ/2009.10 薔薇は誘惑する-新装版-(佐々成美)ビーボーイノベルズ/...
| ボーイズラブ小説作家作品データ | 2009/08/20 11:16 AM |