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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「相続人と蜜月」著者:いおかいつき イラスト:山田ユギ

2作連続でいおかさんの作品です。
この人の振り幅の広さは解ってはいたつもりですが…。
前回はいろいろ云いながらも、それなりに楽しみましたが…。
今回は〜。
辛口、ネタばれ注意です。

相続人と蜜月 (ARLES NOVELS)
相続人と蜜月 (ARLES NOVELS)
いおか いつき

JUGEMテーマ:読書


【あらすじ】
何でも屋の朝陽の元に高額依頼が舞い込んだ。隠れた財産を探し出すために豪邸に住み込むことになった朝陽は、捜索初日の夜、屋敷に侵入した見知らぬ男に無理やり犯されてしまう。強気な性格が裏目に出て苛まれ続けた翌朝、朝陽を待っていたのは凄惨な事件と、その被疑者という現実。その上、屋敷の相続人・安藤として姿を現したのは、昨晩朝陽に辛いほどの快感を与え蹂躙した男で―!?欲望、疑惑、恋情――鮮やかな思惑が織り成し絡み合う先は…。

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なんだかなあ…。
ハッキリ云って、いおかさんはサスペンスもどき、ミステリーもどきは書かない方がいいと思う…。
あくまでもボーイズラブという男同士の恋愛がメインでサスペンスっぽい、ミステリーっぽい展開というのは物語のスパイス止まりなのかもしれないけれど、あまりにもそこらへんが読んでいてなあ〜。
スパイスにならず邪魔っていうか読者を呆然とさせてますよ…。

今回はユギ絵につられて買ってしまったわけですが、いおかさんだからまあこういう予感はしておりました…。
一月に2冊も出すようなペースでなく、もっとじっくりと1冊1冊書いてもらえないかなあ〜。
まあ、作家さんの都合もあるのでしょうけど…。

この作品は何でも屋に勤める受けの店に相続した屋敷に宝が隠されているらしいのでそれを探して欲しいという依頼が舞い込んだことからはじまるわけで。成功報酬500万という高額に惹かれ社長と女性社員と受けの3人で屋敷に乗り込んだが、捜索開始日の夜に受けは屋敷に侵入してきた男に突然ナイフでおどされ、何をやっているのか白状するようにいわれる。そして口をわらない受けに対して男は強姦。翌日、目覚めると男はいなくなって…。そして、一緒に屋敷を捜索していた女性社員が殺されていた…。そして、屋敷の相続人として現れた男は何でも屋に依頼した男ではなく、自分を強姦した男であった…。

というサスペンスもどきの展開はあるのですが、どうも読んでいて釈然としないのが受けの朝陽の態度と云いますか〜。
謎の男に襲われた翌朝、一緒に屋敷に来た女性社員がいつまでも起きてこないのに、のんきに朝ご飯とか食べるか?普通、一緒に来た人間の安否を気にしないか?男に襲われたことでいっぱいいっぱいで他人なんてどうでもいいのか?
そして、殺人事件がおこったわりには呑気で〜。
こうサスペンス、ミステリーにしたいなら、「犯人はだれ?」とならないかなあ。
父親のように慕っている社長を疑い出したわりには、葛藤が少ないというか〜。
こう、もっと盛り上げたいのなら攻めの安藤を疑うとかいう緊張感あふれる展開を〜。
犯行時間に自分が襲われていたから、安藤のアリバイが成り立っているっていうのもなあ…。一度、それが実は違っていたとかいうのがあって、疑うがそれ以上に安藤に惹かれ〜とかね。
っていうか、こいつらお互いがどこで惹かれあったのか全然わからん!!
一緒に家捜ししているうちに愛が生まれたのか!?
なんか、サスペンスとしても中途半端だし、ラブとしても中途半端な印象が〜。
受けも攻めも特に魅力を感じなかったしね…。
タイトルもなあ〜。
蜜月なのは最後の最後だけなんだと思うけどなあ〜。

いおかさんは面白い作品も書ける作家さんだから、たちが悪いんだよね〜。
ハズレばかりだったら買わないだけなんだけど、時々アタリがあるから買ってしまう。
過去にもいいましたが、このひとの作品を買うのは一種のギャンブルですね…。
個人的にはアルルのは駄目みたい。
って、来月にも新刊でるんでしたよね?
どうするかなあ…。


2008.08.27 Wednesday 01:20 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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