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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「ご近所さんと僕」著者:玉木ゆら イラスト:松本青

今月のディアプラス文庫はイラストレーターが松本さん特集?
珍しくない名字ですが、こういうこともあるんだね〜。

ご近所さんと僕 (ディアプラス文庫) (新書館ディアプラス文庫 200)
ご近所さんと僕 (ディアプラス文庫) (新書館ディアプラス文庫 200)
玉木 ゆら
JUGEMテーマ:読書


【あらすじ】
悠斗の恋人・彰はご近所のアイドルで実はオトコ。二人の関係をカミングアウトしようとしていたある日、父が「彰さんを口説く!」と言い始め!? 空回りする二人のスラップスティック・ラブ!!

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読解力の問題だと云われたらそれまでなのだが、どうもよく解らない作品であります…。
この文庫は中編2作で成り立っております。
前半がオカマバー勤務・山田彰(27歳)×高校生・大津悠斗
後半がの悠斗の義理の父・弥太郎(35歳)←彰の弟で悠斗の同級生・山田始になっております。
ちなみに、前半では彰の性別を知らない弥太郎が彰にプロポーズしようとしております。
お向かいの2家族、しかも両家族とも他の家族とは死別して、2人きりの家族であります。
弥太郎とは血は繋がっておりません…。
狭い世界で複雑な人間関係を築いております。

さて、物語の軸は彰×悠斗のカップルになるのでしょうが、個人的にはこのカップルはいろいろと腑に落ちないといいますか〜。
物語の最初から彰と悠斗は恋人同士となっております。
前半の話は彰と悠斗の恋物語というよりも息子の恋人に横恋慕する父親を交えたファミリードタバタコメディというようになっております。
まあ、楽しくはあるのですがこの彰というオカマさんが謎といいますか〜。
なんで、この人がオカマというか日常を女装して過ごしているのかがイマイチわかりません…。
この2組の家族がいつから近所付き合いをしているのかはハッキリと書いていません。
6年前に悠斗の母親が亡くなった時にはお向かいさんだったようですから、弥太郎と悠斗の母親が再婚した7年前からの付き合いといったところでしょうか?
彰が実は男だということを悠斗でさえ半年前まで知らなかったのだから、その頃から既に女装姿でご近所に住んでいたかと思います。
彰曰く根っからのオカマではないらしいです。
職業病ゆえ何だそうです。
想像するに、両親を亡くし幼い弟を育てるために金になるオカマバーに勤めるようになり〜ってところでしょうか?
しかし、ものすごく気になるのが、大津父子だけでなく、他のご近所さんも彰のことを弟想いのお姉さんと思っているのでしょうか?
昔からそこに住んでいるのなら彼が男子高校生だった頃とかを知っている人が当然の如くいるのですよね〜。山田兄弟も両親が死んでから、この土地に移り住んだのかね?
両親が亡くなった兄弟2人で一軒家に?
しかも7年前なら彰が20歳になったばかりだよ…。親戚でもいて貸してくれたのか?
単に、ご近所さんたちは両親を亡くした不憫な兄弟としてそういうことは見て見ぬ振りしてくれていたのか?単に大津父子が知らなかっただけなのか?
なんか、そんなことが異様に気になって仕方がなかったです。
些細なことかもしれませんが、そういう些細なことが妙に気になるくらい不自然な設定なんですよね。
だいたい、悠斗は彰のどこが良かったのか?
近所の憧れのお姉さんが実は男で、自分に告白してきて驚き、それでも相手を受け入れるなんて、よっぽど惚れてなければ無理だと思うのだけれどね〜。
彰の気持ちも解らないのですが〜。
っていうか、彰というひとの存在自体が謎といいますか〜。
先ほど述べましたように、なんで女装しているのかイマイチわからないというか〜。
別に根っからのオカマでないなら、女装は職場だけですればいいようなきがするのだけれど、常日頃、しかもお向かいの父子を7年も騙していたくらい気合いが入っているオカマっぷり…。結局、もとからそういう嗜好だったということなのか。
しかし、27歳にもなって大人げないというか〜。
いたいけな高校生が父と恋人の間で悩んでいるのに、父親からもらった花束をみせたり、3人でデートして妬かせよう思ってわざと見せつけてみせたり。挙げ句の果ては27歳にもなって高校生の恋人に「バカ!」と捨て台詞をはき、子供のように泣いて、その場を逃げたり…。
27歳の男(オカマだけど)が高校生相手に何しているんだ!?って感じ。
だけど、エッチのさいだけは男になるんだよね〜。
どこがいいのだ?このひとの!?
私にとっては理解不可能なやつでありました…。
弥太郎のいうように麻疹のようなもんじゃないのかなあ〜。
と思うけど、恋なんて本人の思い込みみたいなものだからいいのかね〜。
でも、単に玉木さんがオネエ攻めを書きたいだけで誕生した話なんじゃないかと思ってなりませんでした。

で、後半の弥太郎と始の話ですが、前半と一転して高校生の切ない恋の話なんですが、読んでいて驚いたのが、始が昔から弥太郎のことが好きだということだったり〜。
確かに、前半で悠斗に兄と付き合っているなんて弥太郎さんのことを考えているのか?と云うシーンがありました。
しかしだなあ、そんな昔から弥太郎のことを好きだなんて想像もしなかったというか〜。
てっきり、息子と自分が一時期でも恋をした相手が実は恋仲だと知ってショックを受けたオヤジを最初はバカじゃないかと思っていたけれど、いつの間にやら〜っていう話なんだろうと思っていました。
まあ、健気な子でしたよ。
しかし、始という子は変わり者の兄と暮らしているため少々捻くれた性格をしているのだろうと思っていたので、ご近所のオヤジと仲良くするようなタイプには思えなかったというか〜。
性格の不一致とかもあるけれど、7年もお向かいに住んでいる同じ高校に通う(それこそ、小学校も中学校も同じだろう)息子とは全然親しくなくて、その義理の父親にはパソコンを教えたりと仲良くしてるのって…。
弥太郎の性格か?
しかし、子供同士仲良くしろ!!と2人まとめて遊んでやらず、息子抜きで息子と同じ子と親しくなるのか?
ご近所マジック?
そんなに親しくしているのに、彰の性別をずっとしらなかったのか?
なんか、ちょっとご都合主義といいますか〜。
ということで、設定の細かいところが大変気になる作品でした。
個人的には始もこんな無神経なオヤジを好きにならんでも〜って気がしてなりませんでした。
鎌田のほうが良くないかい?
なんていうか、2作ともデリカシーに少々かける大人に振り回される高校生たちの話でした。
『Green Light』も細かい設定が気になったんだよね〜。
玉木さんと萌え処が違うってことかしら?
2008.11.12 Wednesday 23:12 | comments(2) | trackbacks(1) | 
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2017.12.10 Sunday 23:12 | - | - | 
tatsuki (2008/11/13 11:14 PM)
こんばんは!はーこさん。
ディアプラスの玉木さんはシチュエーションコメディだと思うのですが、設定を肉薄せずに丸投げしている作品ばかり…のような…気がします。
ただ、この作品も前々作も雑誌で読むとこのイロモノさ加減が結構楽しいんですよー。
小説ディアプラスは青春よりの胸を打つBL作品が多いんですけど、そればかり読んでると飽きてくるので、コーヒーブレイク的には丁度良い軽さなんですよね。
少なくとも、私にとっては。
だから、この作品もまさか文庫化されるとは思ってなくて、すごく意外でした。
この作品文庫化する前に、もっと他に文庫化して欲しい作品があるんだけどな(笑)。
延期続きで年内に出るのか疑わしくなってきた、いつき朔夜さんとか。
単行本化の基準がイマイチ分からない…。

玉木さん贔屓の私もちょっとフォローしにくい変な作品でした。
ビーボーイの“遊郭”モノは楽しいんですけどね。

ではっ!
はーこ (2008/11/14 12:12 AM)
tatsukiさん、こんばんは♪

いつきさんの新刊はいつになるのでしょうか〜?
年内中に読めるといいのですが〜。

ディアプラス文庫というのは私にとっては信用できるレーベルであるのですが、玉木さんに関しては評価しづらいところがあるといいますか〜。
やっぱり、設定を肉薄せずに丸投げしていると感じるのは私だけではないのですね〜。
あとちょっと、なんかしてくれれば大変楽しい作品になりそうな気がするのですが…。
今後に期待したいと思います。

コメント&TBありがとうございました♪









ご近所さんと僕
今まで商業誌で発表された玉木ゆらさんの著作を、私は恐らく全部読んでいます。 そして読む度に思うのは、ディアプラスの玉木さんは一体何処...
| la aqua vita | 2008/11/13 10:04 PM |