<< August 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

[ - ]

一定期間更新がないため広告を表示しています

2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「凶恋」著者:水月真兎 イラスト:佐々木久美子

初めて読む作家さんです。
お名前は今まで本屋で見かけたことはありますが、今までは特に興味が湧かなかったりしていましたが、今回はまあ、挿絵買いですね。
帯の「……調教して」には多少どころかかなりの引っかかりを感じながらも購入しました。

凶恋 (リンクスロマンス)
凶恋 (リンクスロマンス)
水月 真兎
JUGEMテーマ:読書


【あらすじ】
若宮組組長の祖父が倒れたため、組を守る立場に立たされた、高校生の蒼一郎。彼に統仁会の魔手が伸びる中、若頭・大吾が出所。組員たちは大喜びするが、大吾はそんなことはおかまいなしに蒼一郎のバージンを狙っていて…。


拍手する

さて、先日高岡さんのキャラの新刊の感想で「BL版ごくせん」と書きましたが、そう思ったのは主人公が教師だけど、ヤクザの息子だったからだけであります。
今回の作品を読んで撤回したいと思いました。
どちらかというと「BL版ごくせん」はこちらの方がふさわしいような気がします!!
主人公の蒼一郎はまだ16歳の高校生で全然教師ではございません。
しかし、その男っぷりは思わず「お嬢!!」と呼びたくなるものであります。
いや、組の方々は蒼一郎のことを「若!」って読んでいるのですけどね。
幼い頃に両親が亡くなったため、やくざの組長である祖父のところに引き取られ、自分は跡継ぎになる気はないけれど、そのカリスマ性で組の連中から慕われて〜。
ヤンクミ以外の何者でもないじゃん!!
祖父が病気で入院しているときは高校生ながら、組をまとめ、学校では優等生を演じ、1年生ながら生徒会長をし教師からの信頼も厚い…。
うわっ、完璧!?
出来過ぎだわ!
凄いよ!蒼一郎くん!!
って感じだけど、彼にも欠点というか弱点が一つだけございます。
それは
男のシュミが悪い!!(笑)

蒼一郎くんのお相手は組の若頭である剣持大吾。
この大吾っていう男は脳みそと下半身が直結しているというか〜。
刑務所から6年ぶりに出所してきたかと思ったら、組に挨拶もせずにソープランドに5日入り浸って、次から次へと女を引っ替え取っ替え〜。
もはや、脳みそが海綿体でできているのかもしれない。
そんな大吾さん。蒼一郎さんが3歳の頃からお世話係だったのですが、ゆくゆくは蒼一郎さんのバージンをいただこうと思っていたらしいです。
6年前に警察に連れられていく前に、当時10歳の蒼一郎にキスし、宣言したくらいですから〜。
あわれ、蒼一郎…。
そんな男に狙われて逃げれるわけがない…。っていうか、結局は蒼一郎も大吾のことを思っていたから、結局は相思相愛なんだけどさあ、まあ、苦労するよね。
ヤクザの息子(孫)と世話役とかいうカップリングは今までも読んだことがあるのですが、大吾のようにストレートというか下半身に忠実っていう攻めも珍しいような〜。
今まで読んだ作品だと、攻めである世話役は恩義のある組長の息子(孫)にそんな不埒な想いを抱くなんて!!と苦悩して距離をとろうとするけれど、受けが猛アタックして〜というパターンか、昔から、受けのことを手に入れようと思っていて、狡猾に念入りに策をたてて、受けを追いつめて自分を必要にさせるとかいうのばかりだったんだよね〜。
だからさあ、まあ新鮮といえば新鮮。
蒼一郎くんはかなり気の毒だけどね。
ヤクザの抗争に巻き込まれて、かなり可哀想なことになっていたり。
だけど、本当に蒼一郎くんはかっこいい子です。
でも、彼の苦労は続くのだろうね。
組長は無事に大吾が継ぎましたが、肩の荷がおりるどころか、さらに苦労を背負っているというか〜。
腕っぷしは確かに強いかもしれないけど、組長の資質というものが大吾さんには欠けているというか〜。
周りの組長への苦情が蒼一郎のもとへいくわけで〜。
結局、蒼一郎は組長候補からは無事に外れたかもしれないけど、つまりは組長の姐さんになったってだけでは…?
よっぽど、自分が組長になったほうが楽だったのではと思ったり。
まあ、これはこれでありなんでしょう。

とまあ、蒼一郎くんがとても好感の持てる子だったので、それなりに楽しく読めたのですが、いろいろとツッコミもあったり〜。
えっと、これは水月さんでなく、佐々木さんへのツッコミかもしれませんが、刑務所から出所したばかりなのに大吾さん、髪の毛長くない?BLヤクザにそんなツッコミしたら駄目?
だけど、大吾さん、背中に裸弁天の刺青があるみたいだけど、イラストではなかった…。
まあ、刺青のことの描写は1か所しかなかったから重要でないの?
刺青好きとしてはかなりの不満でありますが〜。
っていうか、水月さん自体も刺青のこと忘れてるんじゃない?って感じではあります。
で、水月さんのほうへの不満は蒼一郎のことを「男の子」って表記していること。もうこれが気になった。「男」でなく「男の子」…。
16歳だから、「男の子」っていわれたらそうなのかもしれないけど、「女でなく、男の子である蒼一郎を」という描写が数カ所あって、かなり引っかかったというか〜。
まあ、16歳だからねってこと?
あと、大吾があっさりと組を継いだみたいだけど、義理場が大事な極道なのに襲名披露とかしないの〜?
単に省略?
っていうか、本当にこんな腕っぷしと下半身しかないやつでいいの?
最近のヤクザはしのぎもいろいろあるのにさあ。
他の連中がそれをフォロー?
しかし、そんなことよりも、一番疑問に思ったのが、すぐ屋敷を抜け出して、女の元へいく大吾を阻止するために、蒼一郎の左手と大吾の右手を手錠で繋ぐシーンがございます。
そんなことしたところで脳みそ海綿体の大吾さんが大人しくしているわけなく、バックから蒼一郎にス○タをするわけです(本番なしなのは、その日の昼間に、蒼一郎のバージンをいただいたから、しかも8時間近くやっていたらしい…。ケダモノ以外の何ものでもない!!)
えっと、手錠の鎖(ひも?)の長さがどれくらいか書いてなかったのですが、1メートルくらいないと無理なんじゃ?対面なら可能かもしれないけど、バックでしょ?
実は、口絵がこのシーンなんだけどさあ、口絵のイラストだと蒼一郎の左手がどうなっているのかよくわからない…。
佐々木さんも困ったのでは?
っていうか、編集さんもさあ、イラストに刺青がないこととか、そのシーンが不自然なこととか注意しないといけないんじゃない?
敵対するヤクザに蒼一郎が捕まったときに、「最後に攻めが助けにくるのはパターンだから、犯られちゃいましょう」というアドバイスだけでなく、もっと他もアドバイスしなよ…。って、受けが他の男に犯られるというシチュエーションが私が苦手だから余計にそう思うのかもしれなけどね(苦笑)
ところで、これって続くのかしら?
いや、本当の敵対組織は出てこなかったからね。
あくまでも今回は下部組織の一ヤクザがいろいろとしていたからさあ〜。
いろいろ文句を云ったが、蒼一郎がかわいいので、続きがでたら読むと思います。
2008.12.04 Thursday 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | 
<< 「たかが恋だろ」#6 著者:山田ユギ 原作:英田サキ(HertZ VOL.29) | main | 解禁!! >>

スポンサーサイト

[ - ]
2017.12.10 Sunday 23:30 | - | - |