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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「虜囚 プリズナー」著者:華藤えれな イラスト:あじみね朔生

華藤さんの新刊。
なんかリンクス以外のところとお仕事しだしてからえらく新刊が出るようになりましたね。
来月は、リブレから出るみたいだし〜。
まあ、某シリーズの新刊が出なかったのは別な理由からなんでしょうが〜。

虜囚 プリズナー (SHYノベルス)
虜囚 プリズナー (SHYノベルス)
華藤 えれな
JUGEMテーマ:読書

【あらすじ】
「奇跡がおきて再会できたら、その時は──その手でオレを殺して」
成瀬琉加と鷹崎航太は恋人同士だったが、ある事情から琉加は航太の前から突然、姿を消す。そして10年後。マフィアに身を堕とした流加は家族を守るため組織を裏切り、命懸けで麻薬取締官「F」と連絡をとろうと画策していた。そんな折、流加は航太と再会する。危険な雰囲気を漂わせる航太は、10年間流加への復讐だけを糧に生きてきたという。以前の優しさは翳をひそめ憎しみのみを向けてくる航太に流加は…。

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ドラマティックっていうかなんていうか…。
あまりにも濃厚っていうか…。

もう、愛も憎しみも入り乱れ、これは運命以外の何ものでもないというか〜。
好きなひとは好きな展開の話なんだろうけど、私にとっては少々胸焼けする濃さでした。
なんていうか、ラテンの情熱で暑気あたりを起したような気分です。
云うことやることイチイチ劇的というか己の運命に少々酔いしれているような感じがして感情移入がしにくいのが原因か〜。
こちらのコンディション次第では大感動に終わっていたのかもしれないけれど、別れの言葉が「殺して」という情熱な告白に乗り切れず、結局第三者の冷静な視点で物語を読み進めました。

しかし、いくらなんでも最後は力業過ぎませんか?
全ての問題を染井に押し付け、そして彼の死ということで物語を無理やり収束させたって思えてならなかったのですが〜。
最初からイマイチ付いていけなかったけど、最後の最後に放り出された気分でした。
まあ、他にどう終わらせるかってなると考え付かないんだけどね。
しかし、本当に情熱的というか熱量の高い作品でした。
登場人物が全て熱いんですよね。
もう、愛していた相手を一転して、可愛さ余って憎さ百倍どころか千倍、万倍ってくらいになるなんて、それだけ深く熱く愛していたってことだよね。
皆が皆そうだったから私は引いちゃったんだろうな。
ひとりくらい冷静な人が居れば、また違ったかも。
航太の叔父が比較的そう?
でも、牧師のくせに一緒に復讐を誓うのだからどうなんだ?
汝の敵を愛せと主は仰っているだろう。
聖職者として、そこらへんの葛藤はなかったのか?
復讐のために世を欺くために牧師になったというなら別だけど、前から牧師だったんだからさ〜。って、牧師である意味は?
高校時代の2人を結び付けれためだけの設定のような〜。
どうなんだ?

しかし、立て続けてコカインがどうとかマフィアがどうとかいう話を読みました。
鳩村さんのほうは後半が出てから感想を書こうと思っていますが、華藤さんのあとに読んだために鳩村さんのほうは、わりとすんなり読めました。
読む順番が逆だったら、この作品の感想も変わったかもね。
2009.03.03 Tuesday 00:14 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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2017.12.10 Sunday 00:14 | - | - |