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2017.12.10 Sunday  | - | - | 

「タイトロープダンサー〈STAGE4〉〈STAGE5〉」著者:久能千明 イラスト:沖麻実也

待ちに待った続編発売シリーズ(?)
ついに、真打登場か!?
私は、何回ブログでこれの新刊が出ない!と騒いだことやら…。

タイトロープダンサー〈STAGE4〉 (リンクスロマンス)タイトロープダンサー〈STAGE5〉 (リンクスロマンス)
タイトロープダンサー〈STAGE4〉 (リンクスロマンス)
タイトロープダンサー〈STAGE5〉 (リンクスロマンス)
久能 千明
JUGEMテーマ:読書

【あらすじ】
待望のシリーズ第12弾!! 司令官奪還作戦が失敗に終わった三四郎とカイ。罠によって離ればなれになってしまった二人は――!?

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3年4ヶ月ぶりの新刊。
15年にわたったシリーズの最終巻でもあります。

長きに渡ったシリーズを終わらすというのは難しいものであります。これも正直どう終わるのかって思っておりました。
私がこのシリーズを知ったときは『stage3』の発売直後だったため、それまでの既刊11冊を短期間で一気に読んだのですが、それでも『タイトロープダンサー』の章に入ってから中だるみというかグダグダした印象を感じずにはいられませんでした。宇宙船「ジュール=ヴェルヌ」という狭い空間から飛び出したものの、行き当たりばったりで進んでいる感が否めなかったといいますか…。
そんな印象でしたが、今回のstage4と5は2冊同時に出たのがよかったみたいです。一皮むけたカイは強いといいますか。ずっと自分に対して投げやりだった彼も三四郎という強烈なバディに影響されて、本当の自分を愛することができたというのは物語のなかでも大きな出来事であります。
確かに、カイがそう思うことができたというのは物語に一区切り付いたとも云えるかもしれません。

しかし、これで完結だというのもどうなんだろう?
確かに『タイトロープダンサー』は完結したといっていいとは思いますが、長きに渡った『青の軌跡シリーズ』の完結といわれると???って思ってならなかったり…。
確かに、『青の軌跡』の主人公は三四郎とカイであります。しかし、長年にわたるシリーズを支えたのはこの2人だけではないのですよね。サンドラやロードや凱などの個性豊な脇役達が居たからこそ、三四郎とカイの魅力が増したと思うわけです。
その脇役を完全に放り出した状態での今回の完結編…。
三四郎は「ジュール=ヴェルヌ」を自分の還るところだと称したのに、その還る場所に対しての描写があれじゃなあ?
三四郎の還りを待っていたのはカイだけじゃないんだけど!
というか、あの状態でどうやって戻れたのかも不明?
強運の持ち主とはいえさあ〜。

なんか、最終的には無理矢理的に広げすぎた大風呂敷を畳んだような…。都合の悪いことはスルーして…。
そのせいで、どうもシリーズの完結といってもピンとこないのだと思います。
まあ、これ以上続いても更にグダグダとなるだけのような気がしますので、完結というのはいいのですが…。もう少し、納得ができるようにして欲しかったな。ちょっと最後で放り投げたような気がします。

だけど、なんでこんなに発売が遅かったのだろうね。
ほとんどは2年前に書き終わっていたとあとがきにありましたが…。
事情はいろいろあるのでしょうが。とりあえず、出たからいいや。
2009.05.09 Saturday 14:48 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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